【2025年最新リニューアル!】docomo Ad Network広告とは?仕組み~各メニューの概要を解説!

みなさん、こんにちは!アカウントデザイン本部のシムです。
docomo Ad Networkを活用した配信設計・広告運用・最適化に取り組んでいます。
今回はにdocomo Ad Networkの仕様を含めた概要の説明させていただきます。是非最後まで一読ください!
docomo Ad Network(dADNW)の概要
docomo Ad Network(dADNW)とは?
docomo Ad Network(dADNW)は、NTTドコモが提供する広告配信サービスで、ドコモの公式メディアや提携サイトに広告を掲載できます。パフォーマンス広告・メール広告・ディスプレイ広告を軸とした3種類のメニューがあり、それぞれ異なる配信手法でアプローチが可能です。
特に、dポイントクラブデータや購買履歴を活用した高精度ターゲティングが強みで、効率的な広告運用が可能です。
docomo Ad Network(dADNW)のターゲティングについて
docomo Ad Network(dADNW)は、NTTドコモが保有する豊富なデータを活用し、精度の高いターゲティングを提供する点が強みです。年齢や性別、エリア、利用デバイスといった基本属性に加えて、趣味やライフスタイルに基づいた詳細なセグメント設定も可能です。
ターゲットユーザーの特徴としては、平均年齢が40代と比較的高めですが、有職者率が高く、一般的なスマートフォンユーザーと比べて世帯年収が高い傾向があります。また、dポイントクラブの会員データや購買履歴、ウェブ閲覧履歴を活用したセグメント作成・配信も行うことができます。
※引用:docomoAdNetworkセールスシート(2025年4月9日~)
docomo Ad Network(dADNW)の配信面について
※引用:docomoAdNetworkセールスシート(2025年4月9日~)
docomo Ad Networkは、NTTドコモが運営する公式メディアや提携サイトに広告を配信できる広告ネットワークです。
主な配信面には、dメニュー、マイマガジン、dポイントクラブ、メッセージS、My daiz、dジョブ スマホワーク、dヘルスケアなどがあり、ドコモユーザーが日常的に利用する多様なメディアに広告を掲載できます。
特に、ドコモの公式メディアはユーザーのログイン率が高く、他媒体とのユーザー重複率が低いため、確実に新規ユーザーへのリーチ・獲得が期待できます。また、ネイティブ広告、バナー広告、メール広告など多様なフォーマットに対応しており、ドコモのデータを活用したターゲティングと組み合わせることで、更に高い広告効果が期待できます。
docomo Ad Network(dADNW)のメニューについて
docomo Ad Network(dADNW)のメール広告について
※引用:docomoAdNetworkセールスシート(2025年4月9日~)
docomo Ad Network(dADNW)のメール広告は、NTTドコモが提供する「メッセージS」を活用した広告配信サービスです。
ユーザーのスマートフォンに直接PUSH通知を送信し、専用受信フォルダに広告を届けることで高い視認性を確保します。
フォーマットは、シンプルな「シングル画像フォーマット」と、複数の画像やテキストを組み合わせて表現可能な「カスタムフォーマット」の2種類が選べます。
課金方式はCPC(クリック課金)とCPM(インプレッション課金)から選択可能ですが、CPC課金が主流となっています。
ターゲティング方法はデモグラフィックターゲティング、アフィニティカテゴリ、リターゲティング、カスタムセグメントの利用が可能です。
※注意点※
・メール広告における設定変更はすべて反映に2日かかるため、スケジュール管理及びご予算の管理が重要です。
・詳細の入稿規定は弊社の担当者へお問合せください。
docomo Ad Network(dADNW)のパフォーマンス広告について
※引用:docomoAdNetworkセールスシート(2025年4月9日~)
docomo Ad Network(dADNW)のパフォーマンス広告は、docomo Ad Network(dADNW)が提携しているWeb/App(ドコモ面)、メッセージ S (MAIL) 、一般メディアという様々な面に広告配信できるメニューです。
主流媒体と同様、自動最適化機能が搭載されており、往訪履歴や配信実績データなどを活用した独自のロジックによってキャンペーンの目的に合わせて効果的に広告配信をすることが出来ます。docomo Ad Network(dADNW)のパフォーマンス広告のフォーマットは「Performance Network」と「コネパス広告」の2種類があります。
「Performance Network」は、クリック数の最大化やコンバージョンの最適化を目的としており、Webやアプリ、メールといった複数の配信面を横断して広告を配信できるフォーマットです。広告配信面(一般メディアとドコモメディア)の割合の指定が可能なため、より広範な新規ユーザーに向けた広告配信が可能です。またデモグラフィックだけではなく、自動最適化、アフィニティカテゴリ、カスタムセグメント、リターゲティングなどの様々なターゲティングが可能なフォーマットとなっています。
「コネパス広告」は、コンバージョン数の最大化に特化しており、購買意欲の高いユーザーへの広告配信に適しているフォーマットです。このフォーマットでは、ドコモ独自の「docomo connecting path ID(コネパスID)」を活用し、Cookieに依存せずに適切なターゲットにアプローチすることができます。また、コネパス広告はCPM課金(インプレッション課金)方式を採用しており、広告が表示されるごとに費用が発生する仕組みとなっております。
※注意点
・パフォーマンス広告のフォーマットやキャンペーンの目的によって、選択できる課金方式やターゲティング手法が異なるため、事前に確認が必要です。
・詳細の入稿規定は弊社の担当者へお問合せください。
docomo Ad Network(dADNW)のディスプレイ広告について
※引用:docomoAdNetworkセールスシート(2025年4月9日~)
docomo Ad Network(dADNW)のディスプレイ広告は、Webやアプリの広告枠に配信できるメニューで、ネットワーク配信・面指定配信・枠指定配信といった配信面を指定できることが特徴です。
課金方式にはCPC(クリック課金)とCPM(インプレッション課金)がありますが、配信面単位のフォーマットによって適用される課金形態が異なります。ターゲティング手法としては、ノンターゲティング、デモグラフィックターゲティング、アフィニティカテゴリ、カスタムセグメントなどが用意されており、様々なニーズに応じて細かく設定することが可能です。
特定の面や枠を指定して広告を掲載することが可能なため、ブランドの認知~獲得まで幅広く対応できるメニューとも言えます。
※注意点
・iOS 14.0以降の影響やメディア在庫の変動により、ご指定のセグメントによっては特定の面で配信されない場合があるため、担当者へお問合せください。
・詳細の入稿規定は弊社の担当者へお問合せください。
docomo Ad Network(dADNW)配信における注意点
docomo Ad Network(dADNW)の広告配信には、アカウントの開設から~配信開始まで一定の時間を要することが多くあります。
たとえば、アカウント開設の段階では企業業態審査が必須であり、審査の結果次第でアカウント開設が可能となります。
また、各種設定を行う際にカスタムセグメントを活用する場合、セグメントの作成~紐づけまでお時間をいただいてしまうため、担当者へ詳細スケジュールを事前に確認いただくことをおすすめします。
入稿物についてもドコモ独自のルールに沿った審査が行われるため、お時間をいただく場合がございます。
審査が通過しない場合、再入稿が必要になります。
上記をふまえて希望する配信開始日に開始させるためには、
担当者とご相談の上、余裕を持ったスケジュール管理が重要となります。
※アカウント審査におけるルールやドコモ広告における広告表現のルールなどの詳細は、弊社の担当者へお問合せください。
終わりに
いかがだったでしょうか?
以上で、docomo Ad Network(dADNW)の概要~注意点まで大まかにまとめてみました!
docomo Ad Networkは日本最大級の携帯キャリアである豊富なdocomoデータを活用できつつも、
保有しているユーザー属性から多くの商材のプロモーションで活用できると期待しています。
今後も、次々とdocomo Ad Networkの各メニューや機能の詳細について、様々な記事を公開していきますので是非、ご覧いただければと思います。