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最終更新日: 2025年06月23日

docomo Ad Network×アプリ配信のフローについて紹介!

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田中 杏子

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みなさんこんにちは。
今回は、docomo Ad Networkにてアプリインストール配信開始までの手順について紹介させていただきます。
docomo Ad Networkのアプリ配信はあまり馴染みがないと思いますが、参考になれば幸いです。

docomo Ad Networkについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧くださいませ。

【2025年最新リニューアル!】docomo Ad Network広告とは?仕組み~各メニューの概要を解説!

docomo Ad Network×アプリ配信の概要

docomo Ad Networkは大きく分けてWEB配信とアプリ配信の2種類あり、
アプリ案件とWEB案件の違いについて大きくは、MMPとの連携作業があるかないかではないでしょうか。
連携フロー等を理解していないと時間がかかってしまったり、
いざ配信してもMMP上で上手く計測ができなかったり…

この記事では、Adjustを例にしてdocomo Ad Networkにてアプリ配信をする際に簡単なフローについてご紹介させていただきます。

MMP連携が必要な理由

そもそもMMP連携は必要なのか?という疑問が出てくると思いますが、
現状下記の理由からアプリ案件ではMMP計測が必要と言われております。

広告効果の
正確な計測
各広告媒体からデータを収集し、
インストールやアプリ内イベントを正確に計測可能
マーケティング
データの一元管理
広告費と収益データを統合し、
ROI分析や最適化を容易に行うことができる
キャンペーンの
最適化と自動化
ユーザー行動を分析し、
効果的なリターゲティングやパフォーマンス改善が実施可能
不正インストール
(アドフラウド)
対策
不正なインストールやクリックを検出し、
広告費の無駄を削減
プライバシー規制
(iOS・Android)
対応
SKAdNetworkやATT対応をサポートし、
正確なアトリビューションを実現

MMPを活用することで、広告効果の可視化と最適化が可能になり、効率的なアプリマーケティングが実現できるため、アプリ案件ではMMP連携が推奨されております。

docomo Ad NetworkとMMP連携が必要な理由

docomo Ad Networkのタグは、アプリインストールの計測ができません。

MMPの連携をしなかった場合は、
docomo Ad Networkのタグが設置できるアプリインストールページまでは計測可能となりますが、
以降のインストール完了までは追えない形となります。
インストール完了以降のCVを追う場合にはMMPの連携が必須となりますのでご注意ください。

ポストバック計測

前提、docomo Ad Networkでは、外部計測ツールからのポストバック計測に対応しています。
アプリインストール、アプリ内イベント等の発生をdocomo Ad Networkの計測サーバに通知し、
管理画面およびレポートに測定ポイントとして表示できます。

ポストバックに対応しているサービス

外部計測ツール インストール計測 イベント計測
Adjust
Appsflyer

 

iOSにおける計測について注意点

iOSユーザーは特定条件においてポストバックが不可となりますので、
計測したい場合は高プライバシーポストバックまたは拡張プライバシー計測を必ずOFFにして連携してください。

iOSユーザーは特定条件においてポストバックが不可となりますので、
計測したい場合は高プライバシーポストバックまたは拡張プライバシー計測を必ずOFFにして連携してください。参考:外部計測部分_新docomoAaNetwork管理画面マニュアル

測定ポイント設定

docomo Ad Network管理画面での測定ポイント登録とキャンペーン紐づけを行わないと、
ツールからのポストバックを管理画面やレポートに計上することができないので必ず対応しましょう。

①docomo Ad Network管理画面で測定ポイント一覧を開く
・測定ポイント名を入力
 ・「外部計測ツールでのトラッキング」を選択
 ・計測地点識別パラメータ名を入力
  - Adjust/Appsflyerでのインストール計測の場合、必ず「install」と入力してください
  - 任意イベントの計測の場合、各ツール内で設定されているのと同じイベント名を入力してください

②キャンペーンの「測定ポイント設定」において、①で登録した測定ポイントを紐づけ
 └1キャンペーンにつき最大5つの測定ポイント紐づけが可能です。

Adjustとの連携手順

本記事では、Adjustのインストール計測を例に挙げてご説明いたします。
まず最初にAdjustの管理画面にあるCampaign Labから新規パートナを選択
 └パートナー検索から「docomo Ad Network 」を選択

表示されたdocomo Ad Network を選択し次へボタンを押し、連携するアプリを選択

“リンク構造”のリンク名を記入します。
その際に、 “ユーザーの遷移先”はデフォルトのままにしてください。

“新規ユーザー:アトリビューション”のクリックの編集を選択したあと、
確率的モデリングのアトリビューション期間を選択し、24時間へ変更します。
“リンクの作成”をクリックしたら連携完了となります。

トラッカーについて

アプリ案件の場合は、OSごとにキャンペーンを分けることを推奨しています。
理由といたしましては、管理画面上でiosからのインストールなのか、androidからのインストールなのかが確認しやすくなります。

キャンペーンごとにAdjustで計測を取るには2パターンの方法がございますので、
案件に応じてどちらの方法にするかは判断ください。

①トラッカーの発行が1本の場合

トラッカーの発行が1つの場合は、docomoADNWのパートナー設定におけるデフォルトのリンクURLにて
adjust管理画面上の「キャンペーン」「クリエイティブ」の粒度で計測ができるようになりますが、ただし名称ではなくIDが反映されます。
※ADG階層は表示ができませんのでご留意ください。

②キャンペーンごとにトラッカーを発行してもらう場合

トラッカー×キャンペーンの本数分をクライアントに発行してもらいます。
例えば、2キャンペーンでiosとandroidで配信を行う場合は、2キャンペーン×2OS=トラッカーは4本となります。
キャンペーン名/クリエイティブ名を表示したい場合は、それぞれにパラメータを発行する必要がございますので
担当にご確認くださいませ。

入稿準備

上記の対応が完了したら入稿準備となります。
入稿に関しては、WEB案件とフォーマットやフローは変わらないため、
WEB案件同様の入稿をしていただき、審査が完了次第配信スタートとなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はAdjustを例にして初歩的な内容ではありましたが、docomo Ad Networkにおけるアプリ配信のフローのご紹介をさせていただきました。

普段WEB広告の配信に慣れている方でも、アプリ案件はMMPとの連携作業が必要になるなど、異なる点が多いため、事前に理解しておくことで、
スムーズに出稿までの準備を進めることができます。

他にもdocomo Ad Networkに関する記事をリリースしているので、ぜひご一読くださいませ!

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