【コールアウト広告表示オプション】概要や設定方法を初心者向けに解説
金子 奈津見
みなさん、こんにちは。D2C Rメディア部の金子です。
インターネット広告の広告運用~メディアセールスを担当しております。
Googleリスティング広告の機能である広告表示オプションのひとつ、「コールアウト表示オプション」。
通常のテキスト広告の後に短いキャッチフレーズで商品やサービスの特徴を訴求できます。
通常のテキスト広告では伝えきれなかった特徴をユーザーにアピールすることができたり、
ユーザーにとっても、そのキャッチフレーズを見ることで商品やサービスに関する詳しい情報を確認することができます。
この記事では、「コールアウト広告表示オプション」の概要や設定方法、効果的な使い方を初心者向けに解説いたします。
Googleリスティング広告とは?メリットや運用方法を解説
目次
コールアウト表示オプションとは
「コールアウト表示オプション」とは、Googleリスティング広告の機能である広告表示オプションのひとつです。
広告文の後に短くシンプルなキャッチフレーズを追記することで、商品やサービスの特徴をプラスで訴求できる機能です。
コールアウト表示オプションでは、短い文言でいかにユーザーの興味を引き付けられるかが肝になります。
ユーザーの目に留まりやすくするため、シンプルで分かりやすい文言を使用することや数値で表現したり、
他社にはない自社の強みを強調した表現で設定することをお勧めします。
例えば、
・料金に関する情報(「見積もり無料」「送料無料」「初回80%OFF」)
・利便性/サービス面でのメリット(「完全予約制」「24時間365日対応」)
・実績/評判に関する情報(「売上100万本」「お客様満足度9割以上」「口コミ1位」)
などを設定すると、ユーザーに対してお得感や安心感をアピールでき、サイトに誘導できる可能性が高くなるでしょう。
構造化スニペット表示オプションとの違い
構造化スニペット表示オプションとは、商品内容やラインナップ、サービスの詳細を表示する機能のことです。
コールアウト表示オプションが、商品やサービスの「アピールポイント」を訴求するのに対し、
構造化スニペット表示オプションは、商品やサービス内容を訴求(アピールポイントではなく情報を補足)します。
また、構造化スニペット表示オプションは、カテゴリーを表す「ヘッダー」とサービスの種類を表す「値」によって構成されていますが、
コールアウト表示オプションには、ヘッダーの設定はないです。
サイトリンク表示オプションとの違い
サイトリンク表示オプションとは、サイトとは別のページのリンクを設定することで、
ユーザーをサイト内の特定のページにを直接誘導することができるオプション機能のことです。
コールアウト表示オプションとの大きな違いは、リンク設定の有無です。
コールアウトはリンク先を用意しなくても設定が可能です。
コールアウト表示オプションを導入するメリット
訴求内容を”簡潔に”ハイライトできる
簡潔なワンフレーズで、商品やサービスの特徴をアピールできます。
コールアウト表示オプションの文字数制限は、全角12文字、半角25文字以内のため、
表示される内容は必然的にシンプルな言葉になります。
1つ1つを短いフレーズで設定するため、ぱっと見でユーザーも訴求内容を理解でき、ユーザーの興味を引くことができるでしょう。
カスタマイズした細かい設定ができる
アカウント、キャンペーン、広告グループの各単位で設定できるため、一般的な情報も具体的な情報も掲載できます。
また、掲載する期間、曜日、時間帯も指定できます。
このように、ターゲティングに合わせた柔軟なカスタマイズが可能な点もメリットのひとつです。
柔軟に設定変更ができる
コールアウトを表示するテキストは、柔軟に設定/変更ができます。
そのため、常に最新のセールや特典情報を表示できたり、期間限定時だけコールアウトを設定するという活用方法もできるでしょう。
また、コールアウトを編集しても、掲載結果データはリセットされることはありませんので安心して設定変更ができます。
管理画面での各種操作方法
設定方法
①Google広告アカウントにログイン。
②Google管理画面の左側メニューから「広告とアセット」「アセット」の順にクリック。
③表を表示を「関連付け」、キャンペーンタイプを「検索」で設定し、青い+ボタンをクリック。
④「コールアウト」をクリック。
⑤「追加先」で、コールアウトをどの単位で追加するかを選択。[アカウント]、[キャンペーン]、[広告グループ] の中から選択が可能。
⑥新しいコールアウトを作成する場合:「新規作成」を選択しコールアウトテキスト欄に、テキストを入力。
既存のコールアウトを使用する場合:「既存のものを使用」を選択しリストから使用するコールアウトを選択。
⑦「保存」をクリック。
入稿規定
文字数 | 半角25文字/全角12文字 |
最大の設定個数 | 最大20個 |
最大の表示個数 | 最大10個 ※推奨は4個 |
NG設定 | 記号の利用不可 不必要な句読点の利用不可 広告文とコールアウト内の文言の重複不可 許諾されていない商標の利用不可 |
編集方法
①Google管理画面の左側メニューから「広告とアセット」「アセット」の順にクリック。
②表を表示を「関連付け」、キャンペーンタイプを「検索」で設定し、リストから「コールアウト」を選択。
③編集するコールアウトを見つけ、「アセット」列のコールアウト名の横にある鉛筆アイコンをクリックし「編集」をクリック。
④表示されるウィンドウで、選択したコールアウトを変更。
⑤「保存」をクリック。
※変更内容は、同じコールアウトの対象となるすべての階層(アカウント/キャンペーン/広告グループ)に適用されます。
削除方法
①Google管理画面の左側メニューから「広告とアセット」「アセット」の順にクリック。
②表を表示を「関連付け」、キャンペーンタイプを「検索」で設定し、リストから「コールアウト」を選択。
③削除するコールアウトの横にあるチェックボックスをオンにする。
④青色のバーで「削除」をクリックし「確認」を選択。
まとめ
本記事で説明したコールアウト広告表示オプションのポイントを以下にまとめました。
コールアウト広告表示オプションとは?
Googleリスティング広告の機能である広告表示オプションの1つで、広告文の後に短くシンプルなキャッチフレーズを追記することで、商品やサービスの特徴をプラスで訴求できる機能です。
シンプルで分かりやすい文言や数値で表現したり、他社にはない自社の強みを強調した表現することができます。
>> コールアウト広告表示オプションの詳細はこちら
導入するメリットとは?
①訴求内容を”簡潔に”ハイライトできる
②カスタマイズした細かい設定ができる
③柔軟に設定変更ができる
>> メリットの詳細はこちら
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は、コールアウト表示オプションの基本的な情報を解説いたしました。
コールアウト表示オプションを設定することで、
ユーザーにプラスαの情報や魅力を訴求することができ、結果として効果改善が期待できます。
設定自体も簡単かつ今からすぐに無料で始められますので、是非この機会に設定してみてはいかがでしょうか?
また、D2C Rではリスティング広告の運用実績が多数あるため
リスティング広告についてご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。
【やさしく解説】広告表示オプションとは?概要~設定方法までを解説
完全一致とは?基本から特徴まで全て解説
【初心者必読】リスティング広告とは?特徴や仕組み・費用・出稿方法・運用のポイントを解説
メディア&ソリューション本部 メディア部に所属。 現在は、Google、Yahoo!、docomoADNWの運用担当に加え、メディアレップ商流の媒体窓口も担当しております。 最近はゴルフにハマっており、ゴルフ→サウナ→映画が私の中での至高な週末の過ごし方です。