【ウェビナーレポート】ドコモデータを活用したOneIDマーケティング~9,500万人のドコモIDの可能性とは~
荒牧菜月/ 渡辺清香
こんにちは!D2C Rで営業をしている荒牧、渡辺です!
先日、ドコモデータを活用した広告配信に関するウェビナーが開催されたので、その内容をご共有させていただきます!
目次
はじめに
ご登壇者
今回は株式会社NTTドコモ、株式会社D2C、株式会社D2C Rでの合同ウェビナーとなっております。
株式会社NTTドコモから吉田岳人さん、株式会社D2Cから伊藤優さんにご登壇いただきました。
弊社からは、データマーケティング室の岡室、営業の幸地、そしてモデレーターとして大西が登壇いたしました。
第1部 ドコモデータを活用した広告とは?メディア特性や広告配信事例について
まず、弊社の岡室、幸地から、ドコモデータを活用した広告についてお話しました。
ドコモデータについて
ドコモデータは約9,500万会員という日本最大級の会員基盤を持ち、キャリアならではの契約者情報や位置情報など多種多様なデータを保有しています。
ドコモIDを用いることで、オンオフのデータを横断して活用することが可能となっています。
ドコモデータで提供可能なマーケティングソリューション
ドコモデータを用いることで、ユーザー行動をフルファネルで可視化することができます。
加えて、分析・プランニングから各種配信まで、シームレスに連携することが可能となっています。
One IDによる効率的なPDCA
ドコモIDを軸にした効果的なPDCA
ドコモIDを軸に「戦略策定→広告配信→効果検証→次回施策検討」に繋がる効果的なPDCAを実現することができます。
docomo data squareによる戦略設計・策定、効果検証
docomo data square(dds)を用いることで、ドコモデータを活用して対象ユーザの行動を把握することができるため、プランニング・配信分析まで検証が可能となっています。
docomo data square(dds)については、第2部で詳細をご説明いただきます。
広告配信
主要媒体では、オンライン上での広告であるdocomo Ad Network、オフライン上での広告であるLIVE BOARDをご活用いただくことで、オンオフ統合でドコモデータを活用した広告配信/広告検証が可能になっています。
ドコモデータの新規広告メニュー
ドコモデータの新たなメニューとして、ドコモデータをGoogle・Facebook・Twitterで活用することが可能になります。
広告配信できるプラットフォームが拡大することで、ターゲットとの接点や接触機会の増加により、施策成果の最大化が見込めるようになります。
こちらの新たなメニューについても、第2部で詳細をご説明いただきます。
第2部 ドコモデータを活用したOne IDマーケティングの「これから」~ドコモデータが切り拓くマーケティング最前線~
続いて第2部では、ドコモデータのマーケティング価値とドコモデータを活用したD2Cプロダクトについて、
株式会社NTTドコモ 吉田さん、株式会社D2C 伊藤さんからご説明いただきました。
ドコモデータがお客様に提供できるマーケティング価値
ドコモデータの強み
ドコモデータの大きな強みは、「Concent 同意」「Variety 幅」「Quantity 量」「Quality 質」「Line 線」の5つです。
中でも「Line 線」のOne IDは本日のテーマでもあり、朝起きてから夜寝るまで様々な場面でのユーザーとドコモとの
つながりを1つの軌跡として、ドコモ経済圏の中で把握することができます。
One IDの更なる進化について
「One ID」の進化を象徴するものとして、「データ収集」「ターゲティング」「広告配信」の一連の流れの中で、
3つの取り組みをフィーチャーして説明いただきました。
一点目は、お客様の同意に基づいたIPアドレス由来のユーザー同定の仕組みについて。
二点目は、9,500万人の会員データから、プロファイリングや新規セグメント作成が可能となるAI基盤「docomo Sense」について。
三点目は、ドコモが保有するデータをD2Cにライセンス提供するというトピックスについてです。
このような取り組みを通して、 お客様の生活をさらに豊かにするためのマーケティングサービスを展開することが可能になります。
ドコモの最新データソリューションを利活用できる「ドコモ広告」
次に、One IDの進化を実際に活用いただける商品ラインナップについて伊藤さんからご説明いただきました。
docomo Ad Networkの最新アップデート情報
「One IDの更なる進化」としてご説明いただいたドコモの取り組みのうち、「ユーザー固定」「AI基盤」に関してはD2Cが提供する
「docomo Ad Network」というプロダクトの中でご利用いただけます。またデータライセンスに関しては、新しい広告ソリューションとして提供を始めていきます。
その中でまずは、docomo Ad Networkに関する最新情報をお伝えします。
docomo Ad Networkに関しては、3つの最新トピックスがあります。
1つ目に、ユーザー同意に基づいた広告配信が可能になりました。 これにより、プライバシーに考慮した上でドコモのユーザーを同定することができ、ポストCookieの環境下でも広告配信の精度向上が見込めます。
2つ目に、docomo Senseの活用により、docomo Ad Networkでご利用いただけるアフィニティカテゴリの配信対象ユーザーが拡大するとともに、分類精度が大幅に改善しました。
3つ目に、「最適化配信」メニューにおいて、ドコモ面以外の一般Webメディアへの配信を開始しました。 今後は、ドコモデータを用いて「ドコモメディア」「一般メディア」それぞれの特性に合わせた広告主様キャンペーンの獲得最大化・獲得単価の最適化を行います。
ドコモデータの第三者提供
ドコモとD2Cの新たなライセンスにより、従来ドコモメディアを中心とした配信に閉じていたドコモデータを、
GoogleやFacebookといった主要広告プラットフォームでの配信に活用できるようになりました。
ドコモデータを活用できるシーンが広がることで、様々な広告主様のニーズに対応できるようになります。
こちらのソリューションはD2C Rから販売いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
docomo data square
docomo data square(dds)は、配信前後の分析にドコモデータを活用して広告主様データの特徴を可視化するソリューションとなっています。
最後に
「ドコモデータを活用したマーケティング施策を検討したい」
「ドコモデータをユーザー分析に活用したい」
「もっとドコモデータでできることについて知りたい」
上記に限らず、ドコモデータにご興味がございましたら、
是非D2C Rへお気軽にご相談ください!
二人とも、日々、デジタル広告について勉強中です。趣味は、(荒牧)料理が好きなインドア派、(渡辺)趣味はビールと自然がある場所に行くことです。