「ウェビナーレポート」アプリマーケティングの戦い方~データ活用最前線~
田島萌絵 / 稲生健人
こんにちは!D2C Rで営業をしている田島、稲生です。
先日、アプリマーケティングの戦い方に関するウェビナーが開催されたので、その内容をご共有いたします。
現状のアプリマーケティング施策を再度検討してみようかなとお考えの広告主様に、ご一読いただきたい記事になっております!
気軽にご覧になってください!
目次
はじめに
ご登壇者
今回は、AppsFlyer Japan株式会社、株式会社D2C Rの合同ウェビナーとなっております。
AppsFlyer Japan株式会社からは、キム ユジョン様にご登壇いただきました。
弊社からは、営業の矢野、メディア&ソリューション本部の星野、そしてモデレーターとして菊谷が登壇いたしました。
第1部 アプリ市場について
まず、AppsFlyer Japan株式会社からは、キム ユジョン様からアプリ市場についてお話いただきました。
2023年を振り返り
コロナ禍で好景気に沸いたアプリが通常レベルに戻ったことで、デジタルの冷え込みにつながっています。
国内アプリ全体における、利用率の低下が進んでおり、特にゲームアプリにおいて厳しい結果が続いております。
それに伴い、広告費も減少傾向にあります。特にゲームの事業主様は、20~30%のコストカットがみられています。
ゲームアプリのトレンド
景気後退を受け、2022年の上半期と下半期はアプリ内課金の割合が減少傾向でした。 その中でも特にRPGゲームとカジノゲームはアプリ内課金が減少しました。
詳細は是非、こちらのAppsFlyer様HPをご覧ください。
https://www.appsflyer.com/ja/resources/reports/gaming-app-marketing-2023/
Google Playがインタースティシャル広告を禁止したことにより、これらの広告を収入源としていたゲームではアプリ内広告(IAA)の収益が大きな割合で減少し、特にハイパーカジュアルゲームでは大きく影響しました。
ゲームアプリの重要なポイントをまとめると以下の6点です。
ここまで説明してきた「トレンドから見えてくる2023年の課題」のまとめは3点あります。
2024年に向けて
2024年も経済情勢の回復が見込めない中、日々の課題を克服するため、先進的ツールを活用 することが重要となっております。
【第2部】アプリプロモーションについて
D2C Rが考えるプロモーション成功要素
続いてアプリプロモーションについて、株式会社D2C R、矢野からご説明いたしました。
アプリプロモーションにおけるKPI指標
アプリプロモーションにおいてはKPIとなり得る指標が非常に多く、すべてを同時に追うことは非常に難しいとされています。
そのため、必要な時に必要な指標をKPIとして追っていくことが重要です。
そこで事前登録期/リリース期/安定期と各フェーズに分けてプロモーション方針を策定し、それぞれでKPIを設定する必要があります。
D2C Rが考えるプロモーション成功要素|①クリエイティブ制作
アプリプロモーションを成功に導くためには、クリエイティブ制作とターゲティングの設定の2つが重要な要素となります。
クリエイティブは、ゲームのUSPとターゲットの親和性の整理が必要です。
また、過去実績から導かれるメディア特性を理解したクリエイティブ表現が重要となります。
※資料内の要素については、仮想のゲームアプリを想定してUSP整理しております。
D2C Rでは、各主要メディアのクリエイティブ制作Tips(勝ち軸)を多数保有しております。クリエイティブをどのように表現していくのかをメディア特性に合わせて制作し、 レッドオーシャンと呼ばれているゲーム市場の中で目立たせます。
続いて、ターゲティング設計についてです。
D2C Rが考えるプロモーション成功要素|②ターゲティング設計
各メディアの最新ターゲティング手法を理解した上で、 D2C R独自のターゲティング手法も加え、精度をさらに高めて効率化を図って参ります。
D2C R独自のシステム使用や複数の外部ツールと連携をすることで、解像度の高いターゲティング設計を実現できます。
D2C Rが考えるプロモーション成功要素|まとめ
D2C Rならではの知見や実績を踏まえた成功要素を組み合わせることで、 プロモーション効果を最大化することが可能です。
フェーズ毎の戦い方
フェーズ毎のKPI設定
フェーズ毎の戦い方ではまず、各フェーズに分けてプロモーション方針を策定し、それぞれで重要視するKPIを設定する必要があります。
事前登録期フェーズ
事前登録期では、リリース後の売り上げの基盤を作るため、コア層の獲得を行います。
D2C Rが実施した過去事例では、広告用にも関わらず非常に好反応&高エンゲージメントを記録し、 初動でのユーザーのファン化に成功いたしました。
リリース期フェーズ
リリース期はDL数の最大化が重要となります。 弊社調査では、アプリストア内のセールスランキング50位以内に入っているタイトルの約9割が初動のタイミングでランキング50位以内に入っております。
安定期フェーズ
安定期では、ゲーム内の過疎化を防ぐためにDAUの維持が必要です。
そしてリリース期以降では、獲得効率や売上が下がってしまうため、 既存ユーザーのリテンション施策も重要となります。
D2C Rが保有するART DMPでは、蓄積したデータからアプリの利用動向の分析が可能となります。
D2C Rが考えるプロモーション成功要素
D2C Rならではの知見や実績を踏まえた成功要素を組み合わせることで、 弊社では、フェーズ毎にプロモーション効果を最大化することが可能です。
【第3部】データ活用について
ドコモデータとは
続いて、データ活用について、株式会社D2C R、星野からご説明させていただきました。
ドコモデータの特徴は約9,700万会員と日本最大級の会員基盤をもち、契約者情報や位置情報、オンオフと多種多様なデータを保有していることにあります。
ドコモデータの強み
ドコモデータは、ボリューム・種類の豊富さ・高精度の3つの観点から、 高い優位性を誇るデータ活用が可能となっております。
契約者情報や位置情報、コンテンツの利用ログなどの事実や実際の行動に基づくデータを活用することで 高度なターゲティングを実現できます。
D2CRで提供可能になったソリューション
D2CRでドコモデータを活用した配信を開始
2023年7月よりD2Cグループにて ドコモデータターゲティングをGoogle・Meta・Xで活用できるようになりました。
現在多数の実績が増えている最中で、 ターゲティングの幅が増えたことで運用の手法がより幅広くなりました。
セグメント事例
例としてゲームアプリでは、以下の図のようなセグメントのご用意が可能となっております。
社内活用事例
D2CRの活用実績を以下の図にてご紹介、ゲームアプリでも十分な成果が出せると実感しております。
トークセッション
D2C R菊谷よりApps Flyerキム様へ、SKAN計測についてのご質問
(菊谷):広告主様がSKAN計測について考える上で重要なことはございますか。
(キム様):SKAN計測において重要なことはインストール後の24時間の中で、どのアクションの指標を取りたいかを
明確にすることが重要です。
そのために過去の計測実績から、どの指標をイベントに設定してするのかを割り出す必要がございます。
D2C R星野よりApps Flyerキム様へ、アドフラウドについてのご質問
(星野):広告主様で「どのくらい不正を受けているのか」「不正に対する対策はあるのか」など AppsFlyer様で
ご対応いただけることはございますか。
(キム様):AppsFlyerではアドフラウド診断行える体制を整えております。
自社のアプリに不正なデータが入り込んでいるのか 確認したいお客様はお気軽にご相談いただけますと幸いです。
最後に
「アプリについて課題を抽出したい」
「現状のアプリマーケティング施策を再度検討したい」
「アプリマーケティングに注力したいけど、何からすればわからない」など
上記に限らず、アプリマーケティングにご興味がございましたら、 是非D2C Rへお気軽にご相談ください!
▼田島萌絵:第2営業本部 営業1部、D2C R新卒入社。デジタル広告について日々勉強中。趣味は、コスメ収集と散歩。 ▼稲生健人:第2営業本部 営業1部、D2C R新卒入社。デジタル広告について日々勉強中。趣味は、中華料理屋巡り。