Media 2024.07.01

【Yahoo!検索】検索連動型ショッピング広告(SSA)とは?

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桑原 遼

こんにちは。D2C Rの桑原です。

2024年1月からLINEヤフー社よりYahoo!検索で商品情報などを検索した際に表示される
「コマース検索」モジュールに、新たに商品情報を掲載できるサービスが開始されました。

Google、 Microsoftに続き、新たに Yahoo! 広告でもショッピング広告の掲載が可能になり、
Yahoo! 検索ページの自然検索結果の間に表示されるようになります。

今回は「検索連動型ショッピング広告(SSA)」と「Yahoo!JAPAN商品情報掲載」
2つのサービスが利用できるので、それぞれのメリットや運用のコツを解説していきます。

Yahoo!広告とは?特徴や種類・Google広告との違いも解説

この記事を読んでいる方へ

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詳しく知りたい

Yahoo!検索連動型ショッピング広告とは

検索連動型ショッピング広告(SSA)とは、
スマートフォン上のコマース検索モジュールの最上部に商品情報を掲載できるYahoo!の広告です。

「スポンサー」の文字を含み、最上部に表示され、次にご説明する商品情報掲載の枠はSSAの下部に表示されます。
ユーザーにとってはクリック前に価格などの商品比較が簡単にでき、
広告主にとってはコマース検索モジュールの最上部で自社商品をアピールし、
直接商品ページに誘導できるメリットがあります。

検索連動型ショッピング広告(SSA)とは、スマートフォン上のコマース検索モジュールの最上部に商品情報を掲載できるYahoo!の広告です。

Yahoo! JAPAN 商品情報掲載とは

Yahoo! JAPAN 商品情報掲載とは、ユーザーが商品名や型番などを検索した際、
パソコン、スマートフォンのコマース検索モジュール内に商品情報を表示できるサービスです。

SSAとは異なり、広告運用が不要で商品情報掲載を経由して購入が行われた場合に料金が発生する
成果報酬型となっているため、どの程度効果が見込めるか確認ができます。

ユーザーが商品を検索した際に、直接サイトの商品詳細ページ、購入ページに遷移するなど、商品購入への導線設定が可能です。
また商品情報データを連携することで在庫状況の確認、価格変更が反映されます。
下記「SSA」「商品情報掲載」広告が表示されるイメージになります。

Yahoo! JAPAN 商品情報掲載とは、ユーザーが商品名や型番などを検索した際、
パソコン、スマートフォンのコマース検索モジュール内に商品情報を表示できるサービスです。

SSAと商品情報掲載の詳細を纏めるとそれぞれ以下になります。

SSA 商品情報掲載
掲載場所 モジュール最上部の表示 SSAの下部
課金形態 クリック課金型(CPC課金) 成果型報酬(CPA課金)
掲載対象デバイス スマートフォン スマートフォン
ユーザーのメリット ・商品ごとに情報が整理されており探しやすい
・重視するポイントに応じて商品比較が簡単
・クリックする前に商品の価格や送料がわかる
広告主メリット ・表示領域に適した表現で従来の検索広告よりも高い訴求効果を発揮できる
・コマース検索モジュールの最上部で訴求したい商品をアピールできる
・商品の詳細ページに直接送客が可能

 

利用条件

標品情報掲載及びSSAを利用する際は下記条件を満たす必要があります。

契約形態

正規代理店など、売掛取引(後払い方式)のアカウントを運用するお客様

対広告象となるサイト

・ブランド公式サイトなどのEC(ショッピング)サイト、またはEC(ショッピング)モール
※ECモール上舗サイトはの店対象外です。

サイト仕様

・サイト上で決済完了まで可能なこと
・ウェブ上でサービスを展開していること
※アプリのみで提供しているサービス、まとめサイト、個人間取引サービスは対象外です。

販売制限

一部、販売できない商品ジャンルがあります。詳細は下記表をご確認ください

対象商品・サービス 商品情報掲載 SSA
中古品 ×
アルコール ×
薬機法などの広告表示規制及び個人の掲載基準があるもの ×
CD、音楽ソフト ×
DVD、映像ソフト ×
書籍、電子書籍(本、雑誌、コミック) ×
ゲームソフト ×
自転車・オートバイ × ×
生体販売(ペット・昆虫など) × ×
物販に該当しないもの
音楽・イベントなどのチケット × ×
ギフト券 × ×
各種レンタルサービス × ×
その他各種サービス
(冠婚葬祭、修理・リフォーム、クリーニング)
× ×

 

掲載までの手順

Yahoo!広告・LINE Merchant System(LMS)それぞれにおける連携ステップは下記の流れとなっています。
SSAの実施に当たり詳細をご希望の場合は、ぜひD2C Rにお問合せください。

Yahoo!広告・LINE Merchant System(LMS)それぞれにおける連携ステップは下記の流れとなっています。
SSAの実施に当たり詳細をご希望の場合は、ぜひD2C Rにお問合せください。

SSA/Yahoo!JAPAN商品情報掲載のメリット

続いてSSA/Yahoo!JAPAN商品情報掲載のメリットについてご説明いたします。
検索モジュール内のクリックは最上部又は2本目に集中しています。
商品情報掲載に加えSSAに掲載することで表示形式問わず、
スマートフォンの検索結果上位に表示されることで、SSA/商品情報掲載はクリック率の上昇が見込めます。

検索モジュール内のクリック率は、最上部枠が61%、2枠目以降は39%となっており、
SSAの出稿をする事で商品ページへの誘導をより促進させる事が可能と想定されます。

SSAの運用ポイント

SSAを運用する上で下記がポイントになります。
①商品名と検索クエリの一致率を高める
ユーザーが検索時に、商品情報を理解しやすい商品名を設定することで
関連性の高い商品情報を表示させることができます。

②商品フィードの任意項目を設定
特にユーザーがメーカー名やブランド、色などで商品の絞り込み検索などを行った場合、
条件設定が商品情報掲載およびSSAにも適用されますので、設定いただくことで表示機会の損失を防ぐことができます。
商品フィードに関しては必須項目以外にも下記の設定を行うことができます。

商品フィードの任意項目を設定
特にユーザーがメーカー名やブランド、色などで商品の絞り込み検索などを行った場合、
条件設定が商品情報掲載およびSSAにも適用されますので、設定いただくことで表示機会の損失を防ぐことができます。

おわりに

今回は、「検索連動型ショッピング広告(SSA)」「Yahoo!JAPAN商品情報掲載」のメリットや、
運用のコツをお伝えしました!
Google広告やMicrosoft広告でショッピング広告を実施している方は、利用してみてください。

【2023年最新版】Googleショッピング広告とは?

※詳細資料:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/20231205_SSA_v4.pdf

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桑原 遼

メディアデザイン本部中途でD2C Rに入社。GoogleやYahoo媒体を中心に運用型広告の運用を担当。趣味は、アニメ、漫画、ゲーム最近は異世界料理系の漫画をみて料理にハマってます。

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