Media 2022.12.05

TikTok For Businessで配信するなら!ROAS改善に向けた2つの方法

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CANVAS編集部

こんにちは!D2CR運用部の間中です。

TikTok For Businessに出稿中、あるいは検討中のみなさん。
「課金がつかず、ROASが悪化する一方……」なんて悩んでいませんか?

 ROASの悪化で考えられる要因としては
・お金を持っていない若年層を獲得しがち
・課金ユーザーに訴求できないクリエイティブになっている
・ターゲティングが不適切で興味のないユーザーに広告が配信されてしまっている
などなど……

今回はそんな悩みを解決すべく、
TikTok For Businessにおける広告配信でROASを改善する2つの方法をご紹介いたします!

この記事を読んでいる方へ

▼2024年10月の媒体アップデート情報
主要広告媒体の最新アップデート情報
・Googleの最適化されたターゲティングの設定
・LINE GAME公式アカウントのトークルーム広告
など広告担当者必見の内容になっています。

詳しく知りたい

AEO(アプリイベント最適化)配信の実施

AEO配信とは?

1つ目の方法が「AEO配信」です。
AEO配信」とはアプリ内のイベントを完了させる
見込みの高いユーザー向けに最適化を行う配信手法のこと。

インストールのさらに先にあるイベントに最適化をかけることで
課金見込みのあるユーザーに効率的に広告を配信することができるため、
課金率が上がり、ROASの改善が期待できます。

AEO配信のロジック

AEO配信には入札設定と最適化目標の組み合わせで異なる、3種類の入札タイプがあります。

TikTokの3つの入札タイプ

①直接入札(直接アプリイベント最適化)
アプリイベントの目標CPAで獲得できるよう調整し、配信を最適化。
CPA重視の場合 

②一段階入札
インストールの目標CPAで獲得するように調整しつつ、より多くのアプリイベントを獲得できるよう最適化。
CPI重視の場合

③二段階入札
インストール・アプリイベントの双方を設定し、
柔軟にアプリイベント単価の最適化が可能。
CPA/CPI両方重視の場合

このように、3種類の入札タイプを使い分けることで様々な目標設定に対応することができるようになっています。
それぞれ案件のKPIに合わせて、適切な入札タイプを選びましょう!

 ■導入実績

下記は実際にAEO配信を導入した案件の実績となります。

例:RPGゲーム案件
RPGゲーム案件の事例

 当初インストール最適化で配信を行っておりましたが、
ROASが合わずAEO配信に移行したこの案件。

二段階入札での配信を行い、結果として移行前よりCPIを安価に抑制でき、
かつ前月着地のROAS30%を半月というハイペースで回収することができました。

■実施方法

ではAEO配信を今すぐ始めてください!といいたいところですが、そうはいきません。
AEO配信を開始するにはポストバック設定が必要になります。
また、ポストバックがたまるとチュートリアル突破などほとんどのイベントでは自動的にAEO配信が解放されますが、
一部のイベントに関してはホワイトリスト申請も必要となります。

1.Unlock条件(直接アプリイベント最適化の浅いイベント及び一段階入札)
各OS 過去30日以内に50イベント獲得
(再び条件に満たなくなった場合は、Unlock状態が解除され使用できなくなる)

2.ホワイトリスト申請が必要なイベントでの条件
(直接アプリイベント最適化の深いイベント及び二段階入札)
7日以内に150個の深いイベントかつ、Purchase/クリック>=0.3%

また、商材によって使用できる入札タイプが異なります。
こちらは下記の表を参考にしてみてください。

▼商材ごとの対応イベント一覧
TikTokの商材ごとの対応イベント

BuzzVideoの同時配信

ROAS改善策として、2つ目におすすめしたいのが「BuzzVideoの同時配信」です。
TikTok For BusinessではTikTokBuzzVideoPangleといった
豊富な配信面を選ぶことができますが、その中でもBuzzVideoをオススメする理由はBuzzVideoの媒体特徴にあります。

BuzzVideoの特徴とは?

①ユーザー:BuzzVideoのユーザーは、30代から60代のミドル世代の男性が多く、
また既婚で子供を持つ人の割合が高いのが特徴です。
さらに、年収、可処分所得が他のプラットフォームと比較して高く、
経済的に余裕がある人が多いのも特徴です。

30代から60代のミドル世代の男性とは?
10人中8人が平日にECサイトで買い物をする
✅他世代と比較してショッピング・アプリ課金に積極的で、月額 ¥3,485 をアプリ課金する
✅既婚者が多く、日常的にストレスを感じており癒しを求めている 

ミドル世代は仕事や家庭などで抱えるストレスが多く、オンラインでの購買力も高い世代。
そのミドル世代が主要のユーザー層となっているため、課金の見込みがあるユーザーに配信できる可能性が高く、ROAS改善につながる、というわけです。

 ②媒体利用目的:リラックス・時間潰し
また、豊富なコンテンツがあるのはもちろん、フィード上で動画を再生できることもあり、リラックス・時間潰しなどでBuzzVideoを利用するユーザーが多い傾向にあります。

BuzzVideoが実施した調査によると、多くのBuzzVideoユーザーが
「帰宅後、夜の空き時間」や「寝る前」にBuzzVideoを楽しんでいることがわかっています。
さらにミドル世代ユーザーは「リラックス」し、「前向きな気持ち」になるために、BuzzVideoを通じて「自分だけの時間に没頭している」ことがわかりました。

BuzzVideoの利用時間

 ③広告視聴後の行動:広告視聴後のエンゲージメントが高い

また、BuzzVideoユーザーはそのコンテンツの幅広さから「興味のないジャンルでも思わず見てしまう」という声も多いようです。そのため広告にも好意的で、スキップされづらいという特徴があります。
下記のグラフの通り、広告を視聴した後に何らかのエンゲージメントに至ったことのあるユーザーが多く、その割合は主要プラットフォーム内でもトップに!

BuzzVideoの利用者の行動

 上記3点の特徴から、ROAS改善にはBuzzVideoでの配信をオススメします。

BuzzVideo配信実績

下記は実際に弊社で取り扱った案件の実績となります。
BuzzVideoの配信実績

ご覧の通り他媒体と比較しても、ROAS100%越えと、かなり高い傾向にあることがわかります。

 最後に

いかがでしたか?
今回は、TikTok For Businessでの広告配信においてROASを改善する2つの方法をご紹介いたしました。

まだどちらも試したことのないという方は是非、この機会に取り入れてみてください!

この記事を読んでいる方へ

▼2024年10月の媒体アップデート情報
主要広告媒体の最新アップデート情報
・Googleの最適化されたターゲティングの設定
・LINE GAME公式アカウントのトークルーム広告
など広告担当者必見の内容になっています。

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CANVAS編集部

デジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の運営&編集担当。中の人としてTwitterはじめました(@canvas_d2cr)。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。オンライン社内報「R-ibrary」も兼務で運営担当をしています。

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