Z世代に流行しているショートアニメとは?|ゼットモ
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目次
Z世代×ショートアニメ
みなさんこんにちは、ゼットモです。
TikTokやYoutubeをはじめとしたSNSで人気のカテゴリ、「ショートアニメ」を知っていますか?
明確なショートアニメの定義はありませんが、本記事内では、「30秒~5分程度の短尺動画で作られ、TikTokやYouTubeなどのSNSで多く視聴されるシュールでくすっと笑えるアニメ」と定義します。
SNS上には、ショートアニメの投稿が数多くあり、Z世代から人気を集めています。
Z世代に当たる筆者もSNSでショートアニメを見かけると、ついついオチまで気になって最後まで見てしまいます。
最近では、ショートアニメとコラボしたテレビCMやタイアップ動画も多くあるんです!
ショートアニメとコラボしたことで、SNS上でZ世代の注目を集めた事例や、一見難しく遠ざけられがちな金融商品をZ世代に受け入れられやすくしている例もあるようです!
実際、ショートアニメを目にすることの多いZ世代は、ショートアニメとコラボしたプロモーションをみてどのような印象を持つのでしょうか?
Z世代7名にコラボしたプロモーションを見てもらい、見終わった感想や印象をインタビューしました!
今回の記事では、ショートアニメを起用したプロモーションの事例についてまとめるとともに、Z世代の感想もあわせてご紹介したいと思います!
SNSでバズっているショートアニメ事例
SNSでバズっている人気のショートアニメをいくつかピックアップし、紹介したいと思います。
アニメーションの独自性だけでなく、ストーリーの展開が奇想天外なものや音声がおもしろいものなど、多種多様なアニメが存在しています。 ※以下紹介する事例の登録者・フォロワーは、2023年9月時点のものです。
事例① 可哀想に!
▼YouTubeチャンネル(登録者数:83.1万人)
https://www.youtube.com/@kawisouni
▼公式TikTok(フォロワー:46.1万人)
https://www.tiktok.com/@onkun_suko_
可哀想に!は、
「Z総研2023年上半期トレンドランキング」の流行ったコト・モノ編で3位にランクインした「おぱんちゅうさぎ」の作者です。
「不憫」「報われなくてかわいい」と話題になっているアニメで、若い世代から人気を集めています。
また、登場する2人のキャラクターと斬新なストーリーの展開が人気の「んぽちゃむ」のアニメも制作しています。
事例② 初めまして松尾です
▼YouTubeチャンネル(登録者数:126万人)
https://www.youtube.com/@hajimemashite
▼公式TikTok(フォロワー:58.5万人)
https://www.tiktok.com/@animematsuo
ネズミやニワトリなどのキャラクターが登場するアニメで、独特な世界観の絵のタッチと、特徴的な声が人気です。
スピード感のある展開や、くすっと笑える場面が多いのも人気の1つです。
事例③ そろ谷のアニメっち
▼YouTubeチャンネル(登録者数:126万人)
https://www.youtube.com/@sorotani
▼公式TikTok(フォロワー:76.3万人)
https://www.tiktok.com/@sorotani_anime
特徴的な絵のタッチと、秀逸な関西弁の突っ込みでつい見入ってしまうアニメです。
2分ほどで見られる動画が多く、短時間でお笑い芸人のコントを見終えたような爽快感を感じられます。
事例④ マリマリマリー
▼YouTubeチャンネル(登録者数:143万人)
https://www.youtube.com/@marymarymary80s
▼公式TikTok(フォロワー:24.8万人)
https://www.tiktok.com/@marymarymary_80s
エモくてちょっと笑えるアニメとして人気です。シティポップ風のイラストと反して、淡々と進む会話のギャップが面白く、
クセになります。時事やトレンドに関連したストーリーの展開も人気の1つです。
事例⑤ 【マオメエアニメ】くじら先生と仲間たち
▼YouTubeチャンネル(登録者数:85万人)
https://www.youtube.com/@maomee
▼公式TikTok(フォロワー:60万人)
https://www.tiktok.com/@maomeeanime
シンプルな絵のタッチと次々進んでいく予想外な展開が人気のアニメです。
3分程度の短尺動画で、バラエティ豊富な動画が投稿されており、中毒性のあるストーリーです。
ショートアニメとコラボしたプロモーションとZ世代の感想
ショートアニメとコラボしたプロモーションの事例をいくつか紹介したいと思います。
それぞれのアニメの世界観や特性を活かした、プロモーションになっています。
①日清焼そばU.F.O. CM「そろ谷U.F.O.食べたやろ 篇」/そろ谷のアニメっち(30秒)
動画URL:https://youtu.be/7bxKA-YjFOg?t=30
アップテンポで進む展開と的確な突っ込みで、30秒の動画とは思えない、視聴後の満足感を得られるCMです。
これをみたZ世代の感想は…?
②Spotify「プレイリスト名が思わせぶりなやつ」/マリマリマリー(15秒)
動画URL:https://youtu.be/gmLSJpbTyps
15秒という短い尺の中で、Spotifyとかけ合わせたオチのある動画に仕上がっています。 これをみたZ世代の感想は…?
③アート引越センター「引越屋vs引越邪魔屋」/マオメエアニメ(1分57秒)
動画URL:https://youtu.be/BE63V2MHsBk
こちらは、アート引越センターの公式YouTubeチャンネルで公開されているコラボ動画です。
シリーズでいくつかの動画が上がっており、約80万回再生されている動画もあります。 これをみたZ世代の感想は…?
まとめ
今回は、ショートアニメとコラボしたプロモーション事例と、それに対するZ世代の感想をご紹介しました。
ショートアニメとのコラボプロモーションでは、それぞれのアニメーションの特徴を活かしたストーリー展開になっていることが多いと感じました。
冒頭からプロモーションであることを前面に出さず、オチとして広告を打ち出すことで、視聴の離脱を防げるのではないかと思いました。そのため、Z世代はショートアニメとのコラボ広告に対して、広告感を抱きづらい傾向があると感じました。
また元々知っていたアニメが、企業とコラボしたプロモーションを出していると知ったときに驚きを感じ、
つい最後まで見てしまうという意見もありました。
しかし、オーガニックの投稿になじみすぎると、広告だという印象が薄いまま見られる可能性もあります。
商品の理解を程よく促すためにも、商品の特徴や魅力を各場面にちりばめる工夫も必要かもしれません。
今後、Z世代に対するアニメーションコラボの広告をつくる際のご参考になれば幸いです。
今後もゼットモでは、最新SNS情報を始め、Z世代マーケティングにまつわる情報をご紹介していきます。
次回もお楽しみに!
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