Tips 2024.06.19

Z世代に刺さりやすいUGCって?
-X (旧Twitter)編-|ゼットモ

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ゼットモ

みなさんこんにちは、ゼットモです。

UGCという言葉を聞いたことがありますか。
UGCとは、User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、
企業やブランドから直接発信される投稿ではなく、ユーザーが投稿しているコンテンツを指す言葉です。

そして、現在の広告業界では、企業がまるでUGCのような広告を行う「UGC”風”広告」が増えています。

@akiko_lawson

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「UGC風広告って何が良いのだろう?」「Z世代に向けてUGC風広告を打ちたいけど、どんなことを意識して作ったらいいだろう?」
と思われる方はという方は是非ご一読ください!

この記事を読んでいる方へ

▼SNS×広告 意識調査レポート
・広告表現別の印象
・インフルエンサー/コラボ/UGC風
・好きな広告
・煩わしい広告
・買いたくなる/シェアしたくなる広告
などZ世代の実態を知ることができる内容です。

詳しく知りたい

なぜZ世代に「UGC”風”広告」が刺さるのか

「UGC”風”広告」は通常の広告と比べて、ユーザーのタイムラインになじみやすく押しつけがましく見えないという特徴があります。
そのため共感や好感を生みやすい広告だと言えます。

特にZ世代は、SNSやデジタル環境と当たりまえに触れ合い続けてきたので、「広告」と「オーガニック」を嗅ぎ分けるリテラシーが高いと考えられます。

実際にZ世代に対して「SNSで広告に接触したとき、不快感を感じる理由として当てはまるものを教えてください。」というアンケートを実施したところ、「自分が共感できない内容の広告が表示された」の回答が一番多いという結果になりました。

一方で、「例え面白い・共感できる内容でも広告はすべて不快感を感じる」という回答数は非常に少ない結果になっています。

これらのことからZ世代はただ単に「広告」が嫌いなのではなく、「共感できない広告」が嫌いだと言えます。

そのため、UGC風広告はZ世代に刺さりやすい広告表現だと考えられます。

ただ、実際に「UGC”風”広告」を作成するには、どのようなUGC投稿が人気なのか、
バズりやすいのかの理解を深める必要があるかと思います。

そこで、今回ゼットモではバズったUGC投稿を約160件収集し、X (旧Twitter) とTikTokでバズの特徴を分析しました。

今記事では、X (旧Twitter)の分析結果について一部紹介します!
本格的な「UGC”風”広告」の作成については、是非ゼットモチームへご相談頂ければと思います。

Z世代に刺さるバズったUGCの収集方法

Z世代に刺さるバズったUGCの収集方法としては以下の通りです。

・収集メンバー :実際のZ世代7名
・収集内容   :各々が自分でエンゲージメントしたいと感じたバズ投稿を「TikTok」「X(旧Twitter)」で収集。
         あわせてその投稿のラベル分け(面白い/わかる/可愛い/癒し/…etc)を実施。※ラベルは複数回答可
・バズ投稿の定義:X (旧Twitter) :2,000リポスト以上 
         TikTok :いいね10,000以上

X (旧Twitter) では要素の組み合わせが大切!?

X (旧Twitter)でのバズったUGC収集結果

X (旧Twitter)では約90件のバズった投稿を収集しました。これらのラベルを頻出順に並べたものが以下の画像です。

付けられたラベルから、「面白い」や「わかる」など、面白さや共感に惹かれてエンゲージメントされている投稿が多くありました。
また、時事性や定番ネタと言ったX (旧Twiiter) らしい投稿に対してもエンゲージメントをしたくなる傾向があることが読み取れます。

これらの傾向が見られた理由として、Z世代はX (旧Twitter) に面白い投稿や時事の要素、
定番ネタといった「ネット掲示板らしさ」を求めて、SNSを利用していることが考えられます。 

そして複数のラベルがついている投稿が多くあり、ただ面白い、ただ可愛い投稿だけでなく、
「可愛くて面白い」、「時事性があって共感できる」といった投稿が多く見受けられます。

複数のラベルが組み合わさった投稿例①(わかる、定番ネタ、懐かしい、時事性、面白い)

複数のラベルが組み合わさった投稿例②(わかる、定番ネタ、時事性、面白い)

X (旧Twitter)でのバズったUGC分析結果

収集した投稿の共通点の洗い出し、2つの仮説を立てました。

仮説①:Z世代には、エンゲージメントしたくなる要素が組み合わさった投稿がバズりやすい。

これは、エンタメ・SNSに触れる機会の多いことが起因で、
Z世代が「良い」と思うもののハードルが上がっているのではないかと考えられます。

仮説②:わかる」、「可愛い」、「笑える感情になった時にZ世代は投稿にエンゲージメントしやすくなる。

ラベルの頻出度合いや収集された投稿の傾向から、「わかる」、「可愛い」、「笑える」の感情になった時に
Z世代は投稿にエンゲージメントしやすくなるということが推測できました。

そして、「わかる」、「可愛い」、「笑える」の感情にさせやすい表現として、下記の4つが考えられます。

①あるある
 └よく見かけたり、ついやってしまうものやシーン

②癒し
 └動物や赤ちゃんなど、好感を持たれやすいもの

③ネタ
 └X(旧Twitter)独自のウケを狙ったような表現

④流行
 └その時期にトレンドに挙がっている注目度の高いワード

上記の表現は収集した投稿の中にも多く見受けられました。

仮説①、②を踏まえて、X (旧Twitter) では、「あるある」、「癒し」、「ネタ」、「流行」の要素を掛け合わせることで、
Z世代に刺さりやすいUGCが作成できるのではないかと考えています。

まとめ

今回の分析結果から、X (旧Twitter)では、特に下記の要素を持ったものがZ世代に刺さりやすいということが考えられます。

Z世代に向けたSNS投稿や広告のご参考になれば幸いです!
近日TikTok篇も公開しますので、こちらも是非ご一読ください!

ゼットモでは、最新SNS情報を始め、Z世代マーケティングにまつわる情報をご紹介していきます。
次回もお楽しみに!

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・インフルエンサー/コラボ/UGC風
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・買いたくなる/シェアしたくなる広告
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