Tips 2024.11.15

各メディアの検索履歴から探る「Z世代の検索行動」

プロフィール画像

ゼットモ

みなさん、こんにちは。

ゼットモです。

今回はZ世代が「どんなことを」「どんなメディアで」情報収集するのかを実際の検索履歴を見せてもらいながら徹底調査しました。

Z世代はどういう検索行動をとるのか、どのようなものに興味があるのかを2つの調査を通じてまとめておりますので、
ぜひ最後までご覧下さい!

この記事を読んでいる方へ

▼SNS×広告 意識調査レポート
・広告表現別の印象
・インフルエンサー/コラボ/UGC風
・好きな広告
・煩わしい広告
・買いたくなる/シェアしたくなる広告
などZ世代の実態を知ることができる内容です。

詳しく知りたい

調査1:Z世代はメディアをどのように使い分けている?

「検索」といってもGoogleやYahoo!などの検索エンジンやX、Instagramなどの各種SNSというように、様々な検索方法があります。

今回は、【グルメ、悩み、行先/場所、趣味、ニュース、ファッション】に関して
自分が検索をするときに最も利用するメディアは何か」という質問をZ世代を対象に実施しました。

検索における使用メディア

検索したいテーマごとの利用メディアの内訳を比較すると、調べたいことに合わせて使用するメディアを変えているということが
分かりました。

例えば、Instagramに着目すると、グルメやファッションなどを検索する際に使用されやすい傾向が見られていますが、
悩みなどの検索をする場合にはほとんど使われていませんでした。

また、Instagram利用傾向が高かったグルメとファッションを比較すると、グルメではInstagramと検索エンジンは
同等の利用率でしたが、
ファッションではInstagramの方が圧倒的に高い傾向が見られました。

調査2:実際にZ世代はどんなことを調べている?

このような検索メディアごとの使用目的の違いをさらに調査するために、
7人のZ世代に協力してもらい、それぞれのメディアの検索履歴を教えてもらいました。

正解を知りたいときは検索エンジン

検索エンジンで調べた履歴を聞いてみると、自分の疑問に対する正解を求めているときに使っている様子が見られました。

「一番公式っぽい情報が調べられそう」
「検索エンジンを経由して各種メディアに飛ぶこともある」
「何で調べればいいか分からないものはとりあえず検索エンジンで調べる」

などの声があり、Z世代の中でも信頼のおけるメディアであることが見受けられました。

速報性やユーザーの声を重要視するXと画像で見たいInstagram


Xで調べたものを聞いてみると、電車の遅延や、放送タイミングに合わせてドラマの感想を調べたりと、
「速報性」を求める際に使われることが分かりました。

また、考察など複数の人の意見が欲しい、他の人の意見を聞きたいときにも使う人が見られました。

Instagramでは、ファッションやグルメなどの場所を調べているという傾向が見られました。
画像が見やすくイメージをしやすいからという理由の他、
自分もInstagramに投稿したいからどのくらい映えるかをみたいといった声もありました。

そしてX、Instagramの両方で推しについて調べるという人もいました。

ただ利用目的に違いがあり、Xでは「推しに対するファンのコメントをみたい」、
Instagramでは「かっこいい(かわいい)推しを見たい」といった使い分けをしているそうです。

意外と使われないTikTokと唯一無二のYouTube

TikTokでは、展示会の情報やレシピなどが検索されており、利用する際には「保存もセットで行う」という声がありました。

そのため、自分の知識やメモとしてストックしておきたい情報はTikTokで調べる風潮があるのかもしれません。

一方で、TikTokに関しては今回、お話を伺った中で7人中5人は、
インストールしていない、入っているけどほとんど使わないという結果となりました。

使わない理由として、
「YouTubeのshort動画で見られる」
「自分が見たくないものも出てくるイメージがある」
といった声がありました。

より利用頻度が高いためパーソナライズされやすいYouTubeを利用する人が増えているのかもしれません。

YouTubeは「ゲーム実況」や「好きな音楽」、「BGM」など、動画、音楽の検索に使われており、
他メディアとははっきりと使用目的の違いが見られました。

まとめ

今回はZ世代の検索行動に関して、実際の検索履歴をもとにしながら調査、分析を実施いたしました。

Z世代は潜在的にではあるものの、自分が知りたい情報に合わせて使用する検索メディアを選択しているということが見られました。

メディアで発信を行うときも、ただZ世代が多いメディアだからといって発信先を選ぶのではなく、
どのような検索態度のZ世代をターゲットとするのか、というところにも着目してメディアや発信内容の選定を行うことで、
より認知や行動を促せるかもしれません。

参考になれば幸いです。

Z世代のこと、もっと知りたい方必見!
Xでは、ライトなZ世代にまつわる情報を発信しております。
是非フォローしてみてください!

☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟☟

この記事を読んでいる方へ

▼SNS×広告 意識調査レポート
・広告表現別の印象
・インフルエンサー/コラボ/UGC風
・好きな広告
・煩わしい広告
・買いたくなる/シェアしたくなる広告
などZ世代の実態を知ることができる内容です。

詳しく知りたい

プロフィール画像
ゼットモ

【ゼットモ】~Z世代と言われましても~  定量情報だけじゃない、Z世代のホンネや実態を自分たちなりに調査して世に発信するD2C Rの研究プロジェクト。 Z世代も共感できる&他の世代も知って損しない、楽しくてためになる、ここだけのマーケティング情報をお届け!

RELATED
PICKUP RANKING
PAGE TOP
お役立ち資料 canvas お問い合わせ