Tips 2022.02.26

Apple Search Ads~ブランドKWの配信メリットって?~

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常世田 拓

D2C Rの常世田です。

Apple Search Adsのリリース情報からTips記事までさまざまな記事にてご紹介してきましたが、今回はApple Search AdsのブランドKWの考え方についてお話ししたいと思います。

ブランドKWとは、「アプリタイトル/会社名」等を指し、ひらがな、カタカナや表記ゆれを含むことと本記事では定義しております。

この記事を読んでいる方へ

▼SNS×広告 意識調査レポート
・広告表現別の印象
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ブランドKWの考え方

Apple Search Adsを取り扱う際、議論になることが多々あるブランドKWですが、その内容の大半が「オーガニックで獲得できるユーザーに広告費を支払っている」と疑問視している点かと思います。

本章ではオーガニックに影響は少なく、その他メリットもあることを紹介いたします。

配信有無における影響

まずブランドKWを配信した時と、配信しない時の違いを見てみましょう。

注目するポイントとしては画面の占有率です。(画面占有率比較)

ブランドKWに配信した場合 :ファーストビュー80%
ブランドKWに配信しない場合:ファーストビュー50%

ブランドKWに配信した場合、上位表示はほぼ自社のアプリになります。対して、ブランドKWに配信しない場合、上位50%が競合の広告になります。これはApple Search Adsの配信の特徴が関係しています。

指名KWでの配信   :主にテキスト広告
指名KW以外での配信 :主に画像広告

上記にて表示される傾向があるため、画面の占有率に影響があるということです。

また各広告のCTRを見ていくと、

ブランドKWに配信した場合 :ブランドKWの平均CTR10%前後
ブランドKWに配信しない場合:競合KWの平均CTR10~15%

となっております。ブランドKWを配信した場合でも、全流入中、90%がオーガニックへの流入になっていることがわかります。

反対に、配信しない場合は競合アプリの広告に10~15%ほど流入していることから、数は多くないまでも、自社アプリ流入の取りこぼしが発生していると想定できます。

 

流入ユーザーの質も高い傾向があります。ブランドKWを検索して流入するユーザーであるため、LTV(顧客生涯価値)は高くなるケースが多いです。

※期間:1ヶ月

獲得件数は少ないものの、高ARPUユーザーが多い結果になっています。上記からブランドKWを購入することで、全体ROASの成果が大きく変わってくるということが分かります。

またApple Search Adsは検索エンジンのアルゴリズムもGoogleに比べて、KWの表記ゆれが拾うことができない傾向がございます。

例)グラブルを検索しようとした場合
▼競合が表示されている        ▼オーガニックでも表示されていない
 

 

ASO(App Store Optimization)での対策も必須ですが、限界があります。Apple Search Adsにて表記ゆれをできる限り購入し、取りこぼしを防ぐことが必要です。

まとめ

ブランドKWを配信することによるメリットをまとめます。

広告をクリックしなければ、媒体への課金は発生しないので、購入してもデメリットはあまりないことがわかります。上記を踏まえ、ブランドKWの配信を推奨いたします。

現状、ブランドKWを買い付けることにネガティブな印象をお持ちの方や、Apple Search Adsでお悩みの方はもちろん、他運用型広告で効果改善、獲得伸長させたい方がいらっしゃいましたら、お問い合わせいただけますと幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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・好きな広告
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常世田 拓

D2C R 人事部、採用担当。2017年、新卒でD2Cに入社。メディア本部 運用部に配属され、主にADNW、SNSの広告運用に従事。 2年目からメディアセールスチームのFacebook、Apple Serch Adsのメディア担当を経て、人事部へ参画。柴犬が好き。

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