Tips 2022.02.26

【D2C R×日本工学院八王子専門学校】ゲームマーケティングコンテスト優勝チームインタビュー

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CANVAS編集部

業界のマーケター育成を支援するため、アプリマーケティングを中心に、
日本工学院八王子専門学校に教育提供してきたD2C R。(https://www.d2cr.co.jp/archives/1016)

授業の中で、D2C Rでマーケティング支援している実在するゲームをテーマにした課題が出される。
その中でも、企画コンテストは過去数回実施しており、学生が考えた新鮮なアイデアが評価され、
実際のプロモーションのエッセンスに取り入れてくれた企業もあるほど。

今回は授業で行った企画コンテストで優勝したチームの学生にインタビューしました。

 

講師:貴志、インタビュワー:棚橋
インタビュー参加者:阿部先生、水本さん、太田さん、橋本さん、平野さん、上村さん

この記事を読んでいる方へ

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詳しく知りたい

率直に講義の感想を教えてください

・水本さん
最初のマーケティングとイメージ変わりました。マーケティングって何をやることなのか想像できていなかったところから、分析の難しさを知りました。でも、講義の中で楽しかったのもまた分析でした。

・太田さん
高校生のときにマーケティングを学んでいたので、わかっているつもりだったが、講義を受けて甘いなと気づくことができました。身近な人への口コミやストアページを見て限定的な顧客情報で終わっていましたが、Twitterなどもっと色んな幅の情報を調べることで潜在的な顧客を見つけることがマーケティングの面白味だと思っています。
(マーケティングを学びたいというのがこの学校を志望した理由だったので、この講義をとても楽しみにしていました。)

・上村さん
ゲームの認知を広めるための戦略作りがが難しかったです。ABCDE戦略でうまく考えることができたと思います。

・貴志
学生のみんなに講義で話した内容は、実は社内向けの勉強会とほぼ同じなんです。
プロのマーケターがやってもABCDEにピタッと当てはめて戦略の骨子を作っていくのは難しいですが、このチームはその部分をきちんと解釈し、『E』の雰囲気のイメージを持てていたのが良かったと思います。

・水本さん
ABCDE戦略を使うのが課題の条件だったが初めて使ってみて、SWOTよりも分析のその先に組み立てやすいなと思いました。

貴志  
手法を知ってると使える、使いこなせるようになるには時間がかかるものなので、今後も何度も使ってポイントを学び続けてほしいです。

・橋本さん
ユーザーとして気になる動画や広告を見ても、そのゲームアプリをDLしないことも日常に多いので、「いくら面白い企画を考えても、実際にプレイしてもらわないと意味がない」と貴志先生に言われたてとても納得しました。
面白いと思ってもらい、かつアプリのDLしてもらう企画を考えるとために、プレイを含め、日頃から色々なものに触れて感じて体験することが大事だと感じました。

企画を考えてみて感じた課題、評価された点はどんなところでしたか?

・水本さん
課題は、施策アイディアが弱く、濃い分析が施策に落ち切っていなかった点だと思います。

評価してもらった点は、他社との差別化を考えるために行ったコンテンツ分析です。
企画を考える際に、実際にプレイしているユーザーの声をSNSで集めました。リアルなユーザーの声からゲームが届いている層がどんな層なのか分析することで、評価が高い要素、他のゲームにはない独自の強み、獲得すべきメインターゲットが見えてきましたしました。

・上村さん
更に、コンテンツ分析の情報は自分で全てゲームをプレイし、自分自身がユーザー目線になったその経験を元に他社のゲームを「プレイ人数、勝利条件、制限時間、エリア縮小の有無、プレイ可能端末」の5つ項目で比較し考えました。

・水本さん
分析に必要なデータを集め、戦略を立てた上で、施策に落とし込んでいく過程をこの企画コンテストで学ぶことができました。就職後も、仕事でテーマがある上で目標をもって分析する際に、この講義の貴重な体験はで活かせられると思ってます。

最後に学生の皆さんへの総評と、今後について教えて下さい。

・貴志
優勝したチームに限らず、学生の皆さんならではの新鮮なアイディアが多かったです。僕らが考えたプロモーションのプランはゲーム会社さんに良いと評価されやすいもの、「まとまった」アイディアになりやすい傾向があります。

でも、今回みんなが考えてくれたアイディアは、他のチームも含め、実現可能かどうかの枠にとらわれてない斬新なものが多かった。実施可能な形にしたプランにしたり、企画のエッセンスとして、実際にゲーム会社さんにお伝えする可能性もあると思います。

今後は、ゲーム会社さんにも参加してもらい、学びだけではなく力を発揮するワークショップもやりたいなと思ってます。

学んでくれた学生の皆さん達とは、いつか仕事でご一緒したいですね。皆さんがゲーム会社さんのマーケターで、僕たちがマーケティングパートナーとして出会えると少年漫画っぽくて嬉しいですね。

・全員

日本工学院八王子専門学校との取り組みは、今回のマーケティングアイデアのコンテストだけでなく、弊社でマーケティング支援しているゲームのテストプレイやユーザーアンケート調査にも協力してもらっています。ご興味あればぜひお声がけください!

 

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CANVAS編集部

デジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の運営&編集担当。中の人としてTwitterはじめました(@canvas_d2cr)。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。オンライン社内報「R-ibrary」も兼務で運営担当をしています。

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