Xの予約型広告とは?種類と広告効果について解説

こんにちは!D2C Rソーシャルメディアソリューション部の水野です。
今回は私からX広告における予約型メニューについてご紹介させて頂きます。 こちらのメニューは「認知拡大施策」や「ブランディング施策」に特化したメニューとなっておりますので、上記でお悩みの方は是非ご一読ください。 Xの予約型メニューの配信経験がない方や、使い分けに自信がない方などの参考となれば幸いです。
X広告とは?
X概要(母数、ユーザー層、特徴)
Xはグローバルの月間利用ユーザー数が5億7,000万人を誇る大型SNS媒体です。
日本ではユーザーの平均年齢が36歳と若年層~成人層まで幅広く使われています。
また、「リポスト」や「いいね」といった機能から拡散性が高く、他の媒体と比較してユーザーの「匿名性」が高いため本音で発信しやすく、ユーザー間の会話が盛り上がりやすいといった特徴もあります。
X広告
クリエイティブは、ユーザーが投稿するポストに類似した形式となっており、ユーザーのタイムラインに自然な形で表示されます。 配信手法は、アプリのインストールなど獲得向けのメニューや、認知拡大を促すリーチメニューなど様々です。 その中でも認知拡大施策やブランディング施策で圧倒的な効果を持つのがXの「予約型広告」となっております。
「純広告」や「買い切り型広告」と呼ばれることもあります。
Xの予約型広告とは
予約型広告の種類
(1)スポットライトテイクオーバー
(2)タイムラインテイクオーバー
(3)イマーシブテイクオーバー
(4)X Amplify
各メニューの詳細
(1)スポットライトテイクオーバー
「話題を検索」のタブの上部に、指定のハッシュタグと説明文・動画や静止画を24時間表示させることができるメニューです。流行感の醸成や話題化が期待できます。
▼掲載箇所
「話題を検索」ページの「おすすめ」と「トレンド」タブに掲載されるtopics一覧の最上部
▼仕様
・トレンドをクリックすると、遷移先の検索結果に指定のポストが表示
・スポットライトをクリックすると、指定の遷移先(検索結果・ポスト・プロフィールページ・外部リンク・イベントページ)へ遷移
・日本時間の0時から24時までの24時間、日本中のユーザーのX上に表示可能
▼効果
・トレンド画面に掲出することで、流行感の醸成や商材の認知向上
・ハッシュタグをユーザーがつぶやくことで、コミュニケーションを生むことができます
(2)タイムラインテイクオーバー
その日Xを利用する全ユーザーのタイムライン上にポストを表示させるメニューです。動画での認知やリーチ数の最大化目的に有効です。
▼掲載箇所
ユーザーがその日最初にアクセスするタイムラインの上から2番目のポストに表示
▼仕様
・1日1社24時間限定
・ユーザーがその日Xにアクセスして最初に見る広告として配信
▼効果
・ポスト自体のインプレッション量やエンゲージメント数、動画再生数を確保したい場合に効果的です
・PV動画の視聴数やリポストキャンペーンのリポスト数増加にも効果があります
(3)イマーシブテイクオーバー
X上で動画を全画面再生する際に表示されるメディアビューアー内で、動画をスワイプした際に表示される最初の広告枠に配信可能なメニューです。
▼掲載箇所
メディアビューアー内の動画をスワイプした際の最初の広告枠に表示
▼仕様
・1日1社24時間限定
・9:16の縦型動画(推奨)を全画面で配信
▼効果
・配信先のデフォルト設定が音声自動再生のため、視聴態度が良い利用者に短期間で大量のリーチ獲得ができます
・Xの動画広告として唯一縦型動画を視聴することができる配信面で、ブランドの印象をより強く残すことが可能です
(4)X Amplify
X社が契約しているコンテンツパートナーとのタイアップ広告の配信ができるメニューです。
▼Amplifyマーケットプレイス
コンテンツパートナーが配信する動画の冒頭に、プレロール型の動画広告を配信することができます。
配信カテゴリから商材にあった配信先を選択することが可能なので、効果的なリーチが見込めます。
カテゴリ例:お笑い、音楽、ライフスタイル、eスポーツ/ビデオゲーム、スポーツ etc
▼Amplifyスポンサーシップ
コンテンツパートナーとの商材訴求に合わせたクリエイティブ制作が可能、
またそのクリエイティブを活用した広告配信も可能です。
メニューは4つに分類され、クリエイター ・タレントを起用した番組企画、
新商品発表やインタビューなどのライブ配信、マンガ制作など幅広いラインナップから選択可能。
・コンテンツ型
・メディア型
・プロダクション型
・LIVE型
またAmplifyスポンサーシップのメリットとして、
メニュー指定の出稿費用の全額を広告配信費として使えるため、コンテンツ制作費が実質無償となります。
また、 特定のパートナーが作成する良質なコンテンツの制作が可能となり、制作したクリエイティブは二次利用が可能です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。 このようにXの予約型広告は他媒体のメニューや、
Xの運用型広告と比較してもユーザーに与えるインパクトがとても大きなメニューとなっております。
目的に合わせてXの予約型広告を上手く使い分けて「ブランディング施策」や「認知拡大施策」に活かしてみてください。
Xの予約型広告についてご質問がある方は是非お問い合わせください。