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最終更新日: 2025年11月25日

YDAのLINE友達追加広告について徹底解説!

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山之内 葵

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この記事を読んでる方へ

【ドコモデータ×LINE広告】

配信面×クリエイティブが肝
D2C RのLINE広告運用では
・認定資格を持った専門担当者
・認知から獲得まで一気通貫
・自社内製クリエイティブ制作
他社には"できない"ご提案をいたします。

みなさん、こんにちは。
D2C プラットフォームソリューション部の山之内です。

突然ですが、皆さんYDAでLINEの友だち追加を目的とした広告が配信できることを
ご存じでしょうか?
今回はYDAでのLINE友だち追加広告について、
基礎~設定方法までご紹介できればと思います。

YDAのLINE友だち追加目的広告とは?

YDAのLINE友だち追加目的広告を配信するメリット

まず初めに「LINE友だち追加目的の広告」の概要についてご紹介します。

通常、LINEの友だち追加を促す広告はLINE広告から配信されますが、
この機能を利用することで、YDAのターゲティングを利用した配信が可能になります。
例えば、Yahoo!が持つアフィニティや高度なセグメント(検索したキーワードに対して関連性が強いキーワードを検索した人にも配信できるようなターゲティング)など
Yahoo!でしか活用できないターゲティングを活用することができるため、
場合によってはLINEで配信するよりも友だち追加する可能性が高いユーザーへ
配信することが可能となります。

※注意点※
現時点ではYahoo!が持つ独自のプラットフォームに広告配信することはできず、「LINE NEWS面」「LINEトークリスト」にのみ配信が可能となります。

入札戦略について

入札戦略は以下3つから選択することができ、
LINE公式アカウントの友だち追加数(クリック数)が最大化するように
配信が最適化されます。
また、「LINE公式アカウントの友だち追加」アクションを、「クリック」として扱うため、
友だち追加数はパフォーマンスデータやパフォーマンスレポートの「クリック」の項目に
計上されます。

①友だち追加数の最大化(目標値あり)
②友だち追加数の最大化(目標値なし)
③個別友だち追加単価

友だち追加広告の実施前に
確認しておくべき事項

YDAで友だち追加広告を配信する際には以下3つの確認事項が必要です。

①友だち追加広告の提供対象に当てはまっているか
②事前準備はできているか
③「広告データ利用基準」が遵守できているか

下記で詳細についてご説明できればと思います。

①友だち追加広告の提供対象について

そもそも「友だち追加広告の提供対象」に当てはまるかの確認が必要で、
以下2点に当てはまっているかの確認が必須になります。
基本的に国内アカウントであれば問題は生じないかと思います。
・広告主情報が日本国内のアカウントであること
・アカウントの契約当事者が「広告主」であること

 ※多くの代理店で実施済だと思われますが、「代理店」契約のアカウントの場合は広告アカウントの承継等の手続きを実施しておく必要があります

②事前準備について

通常の広告配信のように単純にキャンペーンを作成できるわけではありません。
その前に以下の事前準備が必要となります。

①ビジネスマネージャーの開設
 ∟ビジネスマネージャーは開設から利用可能になるまで5営業日程度の時間がかかる
  可能性があるため、早めに準備しておく必要があります。
 ※ビジネスマネージャー開設手順

②LINE公式アカウントの作成とビジネスマネージャーへの接続
 ※LINE公式アカウントの開設方法
 ※ビジネスマネージャーとの接続方法

③「広告データ利用基準」について

YDAでデータを利用する広告主は、広告データ利用基準を遵守する必要があり、
友だち関連リスト作成後、広告データ利用基準を遵守しているか審査が行われます。

【広告】広告データ利用基準

審査タイミング オーディエンスリスト作成後
審査対象 ・作成された友だち関連リスト
・広告アカウントと接続されている
 LINE公式アカウントの情報

リストが審査否認
となった場合の
影響対象

「友だち追加」目的以外のキャンペーン配下で
該当リストが配信対象として設定されている
広告グループ
※除外対象として設定している場合は
 影響はありません。
 また「友だち追加」目的のキャンペーンでは
 自動的に配下の広告グループに除外対象として
 設定されるため、審査否認による影響はありません。
影響内容 該当広告グループの配信停止

 

もし、オーディエンスリストが審査否認されて広告グループが停止となった場合は、
審査否認リストを配信設定から削除し、配信設定をオンにすると配信を再開できます。

※審査否認リストを配信設定したまま広告グループを配信再開した場合
 審査否認リストが配信設定されたまま広告グループが配信再開された場合、再度配信が停止されます。

その後も設定の改善がないまま配信される状態が続いた場合、
広告アカウントとビジネスマネージャーの接続が
解除される可能性があるため注意が必要です。

友だち追加広告の作成方法

LINE友だち追加広告の注意点

続いて友だち追加広告の作成手順についてご紹介します。
YDAの管理画面で友だち追加広告を作成する際の主な手順は以下の通りです。

①YDA管理画面で、新規キャンペーンを作成
②キャンペーン目的として、「友達追加」を選択し「決定して進む」ボタンを押下

続いて友だち追加広告の作成手順についてご紹介します。
YDAの管理画面で友だち追加広告を作成する際の主な手順は以下の通りです。

①YDA管理画面で、新規キャンペーンを作成
②キャンペーン目的として、「友達追加」を選択し「決定して進む」ボタンを押下

③キャンペーン、広告グループの設定項目を入力し、作成する
 ※広告グループを作成すると、
 「LINE公式アカウントの友だち」リストが自動で除外設定されます

  (解除できないため注意)

③キャンペーン、広告グループの設定項目を入力し、作成する
 ※広告グループを作成すると、「LINE公式アカウントの友だち」リストが自動で除外設定されます
  (解除できないため注意)

④広告の設定項目を入力し、作成を行う
 ※友だち追加広告のみ設定できない項目や、設定が固定されてる項目もあるため注意

④広告の設定項目を入力し、作成を行う
 ※友だち追加広告のみ設定できない項目や、設定が固定されてる項目もあるため注意

設定不可 ・表示URL
・最終リンク先URL
・スマートフォン向けURL
・トラッキングURL
・カスタムパラメータ
・第三者測定スクリプトタグsrc属性URL
・ビューアブルインプレッションビーコンURL
・視聴ビーコンURL
設定値固定 ・ロゴ:LINE公式アカウントのプロフィール画像
・ボタン文言:友だち追加
・主体者表記:LINE公式アカウントのアカウント名

 

配信時の注意点について

LINE友だち追加広告の注意点

LINE友だち追加広告を配信するにあたっての注意点は以下2点です。
以下2点は把握したうえで、広告配信することを推奨します。

▽注意点
 ①YDAアカウントに紐づけ可能なLINE公式アカウントは1つのみで、
  YDAアカウントとLINE公式アカウントを1度接続すると解除が不可
 ②YDAアカウントとLINE公式アカウントの接続が停止した場合、以下影響あり

対象 影響内容 必要な対応
「友だち追加」
キャンペーン
・配信停止
・配信再開不可
・新規キャンペーン作成不可
YDAアカウントとLINE公式アカウントを再度接続した後、
新しく作り直す必要あり
※既存のキャンペーンやオーディエンスリストを
 再度利用することは不可
オーディエンスリスト
• LINE公式アカウントの友だち
• LINE公式アカウントをブロック中の友だち
・データ接続停止
・オーディエンスサイズが
 「0」になる
・配信、除外利用/組み合わせリスト
 への利用不可
 ※友だち追加目的以外の
  キャンペーン
  に設定している場合、
  自動で配信停止される
  ことはない。

 

友だち関連リストを活用する場合の注意点

LINE友だち追加広告の配信有無にかかわらず、
友だち関連リストを活用する場合は以下注意点があるため、事前確認が必要です。

▽注意点

 ①友だち関連リストは、作成してからデータ連携までに
  最大3日ほどかかる場合があるため、
  早めにリストを作成しておく必要あり
 ②友だち関連リストは、MCCアカウントのオーディエンスリスト共有が不可
 ③友だち関連リストを基にした類似ユーザーは作成が不可
 ④ブロックリストからLINE公式アカウントを削除したユーザーや
  長期間LINEにログインしていないユーザーは、
  友だち関連リストには含まれません。
 ⑤1つの広告アカウントに対して、
  有効な状態の友だち関連リストはそれぞれ1件のみ作成可能
 ⑥データ連携をした場合、連携元のユーザー数と
  Yahoo!広告側のオーディエンスリストのユーザーサイズに差分が出る可能性あり

最後に

いかがでしたでしょうか?

LINE広告でもLINE友だち追加を目的とした広告配信を行いつつ、
その補完としてYDAのターゲティングを活用することで、
LINE友だち追加の最大化を狙えるかと思います。

また、LINE公式アカウントと接続することで
YDAで設定できるターゲティングの幅も広がるので、
LINE公式アカウントを保持している場合は
接続してみてはいかがでしょうか?

D2Cマーケティングエージェンシー事業本部では
設計をはじめとした広告運用をサポートいたします。
お気軽にご相談くださいませ!

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編集者
山之内 葵

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山之内 葵

メディアデザイン本部 プラットフォームソリューション部所属。新卒でD2C Rに入社し、主にASAとGoogle、Yahoo!広告運用を担当。温泉や食べ歩きをすることが趣味です。

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