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最終更新日: 2025年07月25日

YDAの高度なセグメントターゲティングとは?

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高倉 優

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この記事を読んでる方へ

【ドコモデータ×Yahoo!広告】

検索からディスプレイまで
D2C RのYahoo!広告運用では
・認定資格を持った専門担当者
・フルファネルでの効果計測
・自社内製クリエイティブ制作
他社には"できない"ご提案をいたします。

こんにちは。D2C Rメディア部の高倉です。

今回はYahoo!ディスプレイ広告(YDA)のオーディエンスリストの一つである「高度なセグメント」についてご説明します。
2025年4月にYDAの「サーチキーワードターゲティング」の新規作成が終了になり、
今後Yahoo!検索にてキーワードを検索しているユーザーをターゲティングしたい場合は、「高度なセグメント」の利用に代わることになります。
そこで本記事では、高度なセグメントの概要からサーチキーワードターゲティングとの違いなど詳しくご紹介いたします。

YDAのターゲティングとは

まず初めに、YDAで利用できるターゲティング機能についてご紹介いたします。
以下の通り9種類の中から配信目的に応じて柔軟に利用することが可能です。

・性別ターゲティング
・年齢ターゲティング
・オーディエンスリストターゲティング
・サーチキーワードターゲティング ※2025年現在新規作成不可
・コンテンツキーワードターゲティング
・プレイスメントターゲティング
・曜日・時間帯ターゲティング
・地域ターゲティング
・デバイスターゲティング

YDAのターゲティングについてより詳しく知りたい方は、弊社の下記記事もぜひご覧ください!

YDAのターゲティングとは?その種類と特徴について解説!

 

【YDA】広告アクションユーザーとは?

今回は、その中の「オーディエンスリストターゲティング」の一つである「高度なセグメント」をご紹介します。

高度なセグメントとは

高度なセグメントとは、YDAのオーディエンスリストの中の1つで、
指定したキーワードまたはURLを基にして作成されるオーディエンスリストになります。

メリット

キーワードを指定した場合

任意のフリーワードを登録することで、そのキーワードを過去にYahoo!検索で検索したユーザーに加えて、
機械学習によりそのキーワードとの関連性の強い検索行動を行ったユーザーにも拡張され、最終的にその中からアクションしそうなユーザーに広告を配信します。

URLを指定した場合

Yahoo! JAPANの検索結果から指定したURLと、その下層ページを訪問したユーザーがリストに蓄積され、広告配信に利用できます。
これにより、特定のウェブサイトの訪問履歴を持つユーザーをターゲットにすることができます。

サーチターゲティングとの違い

ポイント1.違い

次に、サーチキーワードターゲティングとの違いについて説明いたします。
サーチキーワードターゲティングは、ユーザーがYahoo!検索で検索したキーワードをもとにターゲティングして広告配信する機能です。(2025年7月現在は利用できなくなっています)
Yahoo!広告が提供する候補キーワード一覧から、一定の検索量があるキーワードしか選択できませんでしたが、
「高度なセグメント」では、検索量の少ないキーワードも自由に登録できるようになりました。
また、登録したキーワードは機械学習によって拡張され、関連性の高いキーワードを検索したユーザーにも広告が配信されます。

ポイント2.注意点

一方で、サーチキーワードターゲティングでは利用できた機能が、高度なセグメントでは利用できないケースもあります。
そのため、作成時や実際に配信した場合の分析の際には注意が必要です。

サーチキーワード
ターゲティング
高度なセグメント
分析レポート
キーワードごとの
配信実績を確認可能

オーディエンスリスト単位での
数値のみが確認可能
キーワード登録数

最大500件

最大50件

オーディエンス
の拡張


関連性の高い検索キーワードを
利用したユーザーにも広告を配信

検索期間・検索回数の指定

サーチターゲティングの終了

 

サーチキーワードターゲティングは2025年4月10日に新規での作成と編集が終了になっています。
2025年7月以降より配信が停止、高度なセグメントへの自動以降が実施されるため
今後は高度なセグメントがキーワードターゲティングの代替手段となります。

参照:【ディスプレイ広告(運用型)】サーチキーワードターゲティングの提供終了について

高度なセグメントの設定方法

設定方法

最後に、設定方法を説明いたします。

参照:オーディエンスリストの作成

①広告管理ツールの[ツール]をクリック

①広告管理ツールの[ツール]をクリック

②[ライブラリー]の[オーディエンスリスト]を選択

②[ライブラリー]の[オーディエンスリスト]を選択

③[オーディエンスリストを作成]をクリックし、[高度なセグメント]を選択

②[ライブラリー]の[オーディエンスリスト]を選択

④各設定項目を入力

詳細な入力情報は下記のとおりです。

項目 サーチキーワードターゲティング
オーディエンスリスト名 任意のオーディエンスリスト名を入力します。
種別
「キーワード」「URL」から選択します。
※1つのリスト内で「キーワード」「URL」を同時に登録することはできません。
どちらかを選択する必要があります。
キーワード 基となるキーワードを入力します。
URL 登録するURLを入力します。
説明 オーディエンスリストの説明を入力します。(任意)
推定ユーザーサイズ
入力したキーワードまたはURLに対するユーザーサイズの参考値です。
※リスト作成後にオーディエンスリストの一覧に表示される「ユーザーサイズ」とは異なります。

 

⑤[作成]をクリックし、オーディエンスリストを保存

 

注意点

URLの入力について

入力されたURLにパラメータが含まれる場合、自動的に削除されます。
そのため、パラメータが削除された結果、同じURLが重複して登録されてしまう場合はエラーとなりますのでご注意ください。

また、日本語URLを使用する際は、ドメイン部分はPunycode形式(「xn--」で始まる半角英数字のURL)、パス部分はパーセントエンコード形式(「%」と半角英数字のURL)に自動的に変換されます。
変換後のURLが1024文字を超える場合は登録できないため、長い日本語URLを扱う際にはこの点も考慮が必要です。

審査について

「高度なセグメント」で作成するリストの内容は審査が行われます。
広告データ利用基準に違反するキーワードやURLは使用できませんので、事前に下記ガイドラインを確認しておきましょう。

参考:広告データ利用基準
第3章 データの利用
「1. 慎重に扱うべき個人に関するデータを利用したターゲティングの禁止」
「8. 未成年者への保護」

実績のないリストのデータ連携停止について

2025年7月9日以降、過去100日間で実績(インプレッション)が発生しなかったリストについては、データ連携が停止されます。
データ連携が停止されたリストは利用できなくなるため、利用したい場合はリストのコピーなどで新規の作成が必要になります。
広告グループに設定中の場合は、関連付けの削除が推奨になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
「高度なセグメント」を活用してURLやキーワードを指定すれば、機械学習により広いユーザーへターゲティングでき、効果的な広告配信を実現できます。
今回の内容を参考に。広告配信に役立てていただければ幸いです。

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