【特別編】本田技研工業株式会社様との取り組みご紹介|ゼットモ

みなさんこんにちは!Z世代研究プロジェクト『ゼットモ』です。
今回は本田技研工業株式会社様との取り組み事例をご紹介します。
Z世代へのマーケティングやZ世代調査にお悩みの方はぜひ最後までご覧ください!
そしてお取組みのご相談だけでなく意見交流なども含めて気軽にゼットモにお声がけいただけますと幸いです!
ゼットモとは
「ゼットモ~Z世代と言われましても~」(以下、ゼットモ)は、デジタル広告代理店であるD2C Rから発足したZ世代・デジタルネイティブ世代研究プロジェクトチームです。
SNSを基軸にした自社調査を実施し、当人たち視点の本音・価値観を発掘しています。
メンバーの7割が現役Z世代であることも特長の1つです。
ゼットモに関する記事はこちら!
https://www.d2cr.co.jp/servicetop/lab
お取組みの実施背景
今回は本田技研工業株式会社様で実施されていた「MINERVA」という活動にてご一緒させていただきました。
※MINERVAは、Hondaが世の中に提供すべき新価値の探索をするために、 2024年5月に開始した、Honda従業員向けの新価値探索プログラムで、Hondaが目指す「自由な移動の喜び」を自ら解釈・定義し、表現することをプログラムのテーマとしています。
このプログラムの中で「Z世代」をフックに「自由な移動の喜び」を考えるため、我々ゼットモも参画させていただきました。
「Z世代に共通する価値観はそもそもあるのだろうか」
「あるとしたらどういうものなのだろうか」
といった疑問を解明することを目的とし、大規模アンケートや実際のZ世代と上世代をアサインした実験的な定性調査等のご協力から、その結果を用いた示唆だしや意見交換を約3か月に渡って伴走させていただきました。
ゼットモのお取組み例として、今回の流れをご紹介します。
①大規模アンケートの実施
まずはZ世代の共通の価値観の有無や価値観のキーワードを探るべく、大規模アンケートを実施しました。
アンケートの目的整理、設問設計、回答結果の集計、示唆出しまでをゼットモが一貫して実施し、広告代理店ならではの定量データを基にZ世代の価値観を考察しました。
※集計資料のイメージ
②仮説を深めるための議論会
お取組みに参加させていただいた際には、アンケート実施から調査結果の整理、示唆の共有だけではなく、その示唆は客観的に見て確からしいと言えるのか、もっと他に考えられる示唆はないのかについての議論にも参加させていただきます。
大規模アンケートの結果や現状の示唆だしを踏まえ、伴走しながらさらなるZ世代への調査や理解を進めます。
議論にはゼットモメンバーである実際のZ世代も参加し、データ目線だけでの考え方だけでなく、Z世代の考え方や価値観も参考にしながら議論を進めてまいりました。複数回、長時間にわたる議論ののち、Z世代に共通する価値観の輪郭を掴んでいきます。
実際に本田技研工業株式会社様のオフィスがある栃木までお伺いし、対面での議論も実施させていただきました。
③実際のZ世代をアサインした定性実験の実施
今まで立ててきた仮説を確かめるために、学生や社会人のZ世代をアサインし定性的な実験を行いました。
今回はZ世代だけでなく比較するための上世代も含めて計12名をアサインし、実験と座談会を行いました。
実験の建付けや開催だけでなく、当日使用するシートの作成までゼットモにて対応させていただきました。
これらの定性実験を行うことで、今まで考えてきた仮説の確からしさを検証するとともに、数値やデータの傾向以外から見られるZ世代の共通価値観のフックも見つけることができました。
まとめ
今回は本田技研工業株式会社様と実施させていただいたお取組みをご紹介させていただきました。
今回の取り組みは当記事が掲載されている媒体である『CANVASの記事』をご覧いただいた本田技研工業株式会社様から問い合わせをいただき、ご一緒させていただきました。複数の団体にお声掛けされていた中から、リアルを追求する姿勢や提案内容に共感・評価いただきご一緒するに至りました。
実際に、本田技研工業株式会社様からも「ネットで言われている『Z世代』の特性を鵜呑みにせず、実際に調査をして新しい視点をくれて、調査をしやすかった」というお声をいただくことができました。
ゼットモでは
・デジタル広告代理店の特性を生かしたSNSの知見
・Z世代当事者のアサインやインタビュー
といった特徴を生かし、お取組みの伴走サポートをさせていただきます。
この記事を読んでいるマーケターの方々も、Z世代に関して興味がある、Z世代の調査を実施したいなどがあればお気軽にページ上部のお問い合わせボタンからお声がけしていただけると嬉しいです。