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最終更新日: 2025年03月05日

恋愛リアリティの魅力を徹底分析! -プロモーション事例もご紹介-|ゼットモ

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▼SNS×広告 Z世代意識調査レポート

・広告表現別の印象
・表現別広告
・好きな広告
・煩わしい広告
・買いたくなる広告
広告担当者必見の内容です。

みなさんこんにちは!Z世代研究プロジェクト『ゼットモ』です。

今回はZ世代に人気の恋愛リアリティ(通称:恋リア)について調査しました。
恋リア好きZ世代へのインタビューや恋リアを活用したプロモーション事例までまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

Z世代に人気の「恋リア」

現在、ABEMAやNetflix、Amazon Prime Videoなどで多数の番組が配信されています。
「今日、好きになりました。」「ラブ トランジット」「バチェラー・ジャパン」などは恋リアに興味のない方でも聞いたことがあるかもしれません。

昨今このような番組が複数存在し、SNSのトレンドを風靡しています。

たくさんの恋リアが存在していますが、それぞれ番組の設定や出演者など様々なようです。
自分もZ世代ですが、実はあまり恋愛リアリティをみたことがなかったので、恋リアのどこに魅了されているのか、どのように楽しんでいるのかを実際に深ぼるために
Z世代2名を含む恋リア好き3名にインタビューをしてみました!

今回は以下の3名にお話を伺いました。

Aさん:女性 / 22歳 / 好きな恋愛リアリティショー「テラスハウス」
Bさん:女性 / 24歳 / 好きな恋愛リアリティショー「バチェラー」
Cさん:女性 / 35歳 / 好きな恋愛リアリティショー「脱出おひとり島」

恋リアの魅力

みなさんに恋リアの魅力を聞いてみると、
①「番組の設定が面白い」
②「人間性むき出しなシーンが面白い」
③「気軽に見られる」
という意見がありました。

①番組の設定
「好き同士になるまでお互い顔が見られない。」「元彼、元彼女を5組集めて恋人を探す」など番組によって様々なルールが設定されていて、そのルールがあるからこその恋愛模様や人間の感情が見られることに対して面白さを感じていました。

「まずは設定が面白そうだなと思って見始めて、見ていくうちにだんだんと感情移入していく」という話もあり、数ある恋愛リアリティショーの中でどれを見るか決めるときは、「番組の設定」が大きな要素の一つになっていました。

②人間性むき出しなシーン
恋愛番組といえば、「キュンキュン」というイメージがありますが、恋リアに求めているものはそうではなく、揉め事や人の本質が見られることに楽しみを感じているということでした。

嘘をついている子であったり、隠し事をしている子がいたりすると、次の日の友達とのトークテーマは持ちきりなんだとか。(笑)

誰と誰が付き合うのか、よりその過程の方が気になるという意見もあり、付き合うまでの駆け引きや人間模様を楽しんでいました。

③気軽に見られる
映画やドラマより内容も重くないという理由で、何気なく気軽に見られるコンテンツとしての魅力もあるそうです。移動時間やメイク中などちょっとした時間に見たり、「映画やドラマだと友達と趣味嗜好が合わないこともあるけど恋愛リアリティだとそれなりにみんなが好きなコンテンツだから盛り上がりやすい。」というように、だれでも盛り上がれるコンテンツ

友達と集まっているときテレビでは恋リアをつけながら話したりているそうで、視聴ハードルが低いことも人気の理由であることが上げられます。

情報過多である時代に、「何も考えずに見られる」ということは大きな要素になるのかもしれません。

放送後も盛り上がりが楽しい

3人の話で共通していたことが「放送終了後に友達と話をしたり、SNSで反響を見るのが楽しい」ということです。
推しメンの話や考察などを話すことが多いとのことで、みんなで話すために見る、という側面もあるそうです。また、恋リアの楽しみ方として「番組終了後も出演者のSNSをチェックしちゃう。」という声もありました。

実際に番組で付き合ったカップルがまだ続いているのか、付き合うことができなかったあの子は今どうなっているんだろうというようなことを知るために、出演者のInstagramをチェックするという、単なる視聴以外の楽しみ方も見られました。

恋リアを活用したプロモーション事例

そんな人気を誇る恋愛リアリティをプロモーションに活用した事例を4つ紹介します。

これらの共通点として、参加者の恋愛模様やストーリーを重視しつつ、さりげなく商品を紹介することで「広告感」の薄いプロモーションとなっていました。

「素肌みたいな恋がしたい」(ロート製薬株式会社)
※引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000216.000064643.html

「恋愛番組」を舞台にロートのスキンケア商品を使うことで、CM内の主人公が前向きな気持ちになっていく構成で作成されています。全6話構成の中、1話につき1商材を使用することで視聴者が商品を理解しやすい内容になっており、ストーリーが気になって思わず続きをみてしまうものになっています。

「洗面所から始まる、恋なんて」(牛乳石鹸共進社株式会社)
※引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000020799.html

こちらは恋愛リアリティーショーで共同生活をする家の「洗面所」が舞台となっています。
またこちらは縦型動画で作成されており、よりZ世代が見やすい形での配信をしています。

シニアノアイ(トヨタ自動車株式会社)
※引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000104325.html

平均年齢70歳の恋愛リアリティを展開しているC⁺walkのプロモーションです。

前述の「番組の設定が面白い」という声に当てはまるような他恋愛リアリティと比べても思わず見たくなってしまうようなプロモーションとなっています。
直近ではあいの里が流行したように、必ずしも「若者が出演しているから共感できる」のではなく、あくまで設定がフックになっていることを改めて感じました。

止まらない恋、ダメですか?(東洋水産株式会社)
※引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000036427.html

「赤いきつね」が擬人化され、恋愛リアリティーショーの登場人物として本編が進むストーリー。他のプロモーションは「恋愛リアリティ風」であったのに対して、この施策は実際の恋愛リアリティとして打ち出しています。

まとめ

このように恋愛リアリティを絡めたプロモーションと言っても「どのような設定にするのか」「ドラマ風にするのかリアルに寄せるのか」など様々な施策が存在していました。
Z世代が恋愛リアリティに求めることを押さえられるような施策を考えられるかが重要になると考えられます。

今回のインタビューやプロモーション事例を踏まえると、
・恋愛リアリティのルールや設定を商材に合わせた特有のものにする
・番組コンテンツだけでないSNS連動
・さりげなく商品を紹介することで広告感を減らす
を踏まえることでよりZ世代に注目されやすいコンテンツになると考えられます。

Z世代に刺さるコンテンツ/プロモーションを作る際にはぜひこの記事を参考にしていただいたり、我々ゼットモにお声がけいただけますと幸いです!

次回もお楽しみに!

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