Data 2020.12.17

※2020/12/23更新※【iOS14】アップデート情報まとめ―Apple、MMP、媒体など―

星野 いずみ

星野 いずみ

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※最終更新日:2020/12/23

こんにちは!データマーケティングチームの星野です。
20206月のAppleによるWWDC内で、iOS14におけるプライバシーポリシーについて大きな変更が加わることが発表されました。

「今まで取得できていたIDFAが、ユーザーの許可がない限り取得できなくなる」

この大きな変更はステークホルダーも多く、各社の方針など情報の整理に苦労されている方々も多いのではないかと思います。

そこで、AppleMMP SDK、広告媒体など広告にまつわるすべてのiOS14最新情報をまとめました。
随時更新もしてまいりますので、本記事を字引のように活用いただければ幸いです。 

\他にもiOS14関連について記事を書いております!/
【iOS14】IDFA取得オプトイン化によるアプリ広告の変化~計測手法編~

 

最新TOPICS ※2020/12/23更新

Facebook社より、IDFA許諾ダイアログ義務化における制限事項や対応内容がリリースされました。
広告作成時の制限事項などは、まだ反映されておりませんが、
Appleから正式リリースがあり次第すぐに対応できるよう、変更内容の把握と「いま対応すべき内容」のご対応をお願い致します。

  以前まで  
・iOS14ユーザーへアプリ広告配信をする場合、iOS14専用の広告アカウントの作成が必須

  更新内容  
▼対応事項
・iOS用Facebook SDKやMMP SDKを最新バージョンにアップデートすることが必要

▼広告作成時の制限事項
・iOS14ユーザーへのアプリ広告配信は、【既存広告アカウント】で配信可能
 └1アプリにつき1広告アカウントのみ
iOS14用のキャンペーンを別途作成する必要あり
 └キャンペーン:アプリごとに9本まで
 └広告セット :各キャンペーンにつき5本まで(同じ最適化タイプのみ)

▼レポート
・iOS14用キャンペーンは、SKAdNetworkデータのみをレポートに利用可能
・iOS14用キャンペーンでは、アクションの内訳(年齢、性別、地域、配置など)表示が難しい

  いま対応すべき内容  
・上記、対応事項の内容
・1アプリ1広告アカウントとなるため、
 複数アカウントを持つ場合はどのアカウントに集約するか、関係各所と協議
・キャンペーン数が多い場合は、キャンペーン構成の見直し

本記事では割愛いたしましたが、ウェブサイトキャンペーンに関する変更内容もございます。
上記の詳細含めて、Facebook社のヘルプセンター記事のご確認をお願い致します。

 

Apple

 iOS14におけるIDFA取得のオプトイン化 ※2020/12/16更新

iOS14デバイスにおいてIDFAを取得する場合は、オプトイン形式でアプリごとにユーザーから許諾をいただく必要がございます。

iOSにおけるアプリ広告の計測やターゲティングは主にIDFAを用いた手法が主流のため、オプトイン化によってアプリ広告が大きく変わることは確実です。

ただし、この許諾ダイアログの表示義務化は2021年初旬に延期されました。
上記期間までは、IDFAの取得が可能です。(LAT ONユーザーを除く)

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。 

“user-privacy-and-data-use”の解釈(未確定) ※2020/12/16更新

Appleのユーザープライバシー規約において、【追跡】の定義内に「MMP社のSDKApp内に実装すること」が追加されております。
この追加により、「MMP SDKの起動」に関して下記2つの解釈が想定されます。

▼想定される2つの解釈
①オプトイン後にMMP SDKが起動する
②オプトインしていなくてもMMP SDKが起動する

つまり、①の解釈となった場合は、「オプトインしない限りはMMP SDKが動かない」ということなので、計測などSDK内に組み込まれているすべての挙動が不可能となります。

※現在、こちらの内容はMMP SDK社を通して確認中です。

 

計測手法

 SKAdNetwork ※2020/12/16更新

広告クリックデータをAppleが収集しアトリビューション判定を実施、各媒体に成果データをポストバックする計測手法です。

 

 IDFAを用いないため、ユーザーのオプトイン有無に関わらずインストール計測が可能です。
しかし、ポストバックに時間を要することで結果反映までタイムラグが発生したり、長期的なイベント計測が不可能となります。

  App Tracking TransparencyATT ※2020/12/16更新

従来の計測フローにオプトインが追加した計測手法です。

 

 これまで通りの計測が可能なため、リアルタイムでのレポーティングやLTVを追うことも可能です。
ただし、オプトインがされなかった場合は、Probabilistic計測(各MMP SDK社の名称は、AdjustProbabilistic計測、AppsFlyer:確率論的モデリング)で計測が行われます。

 上記2点の計測手法の詳細は、下記の記事をご覧ください。
IDFA取得オプトイン化によるアプリ広告の変化~計測手法編~ 

 

MMP SDK

 SKAdNetworkへの対応 ※2020/12/16更新

AppsFlyer、Adjustの両社は、SKAdNetworkデータをSDK管理画面上に集約することを発表しました。
上記は、各媒体からAppleが計測した成果データを提供されることで可能になります。

AppsFlyer、Adjust各社の管理画面は下記ページにて公開されております。

 SKAdNetwork用管理画面

 AppsFlyer 

(引用元:https://support.appsflyer.com/hc/ja/articles/360011307357)

https://support.appsflyer.com/hc/ja/articles/360011307357

 【特徴】
・シミュレーションデータで管理画面の利用が既に可能。
・計測したいコンバージョン内容に合わせて、測定タイプを選ぶことが可能。
・代理店アカウントでも、2021年1月を目処にSKAdNetworkのデータが確認可能になる予定。

  Adjust  

https://ja.help.adjust.com/manage-data/data-privacy/ios-14-user-privacy-frameworks/adjust-data-studio-quick-start-guide

 【特徴】
・様々なグラフパターンを用いて、データの可視化をカスタマイズすることが可能。

  最新SDKバージョンのアップデートについて ※2020/12/16更新

SDKを最新バージョンにアップデートすることで、SKAdNetworkデータが集約された管理画面の利用が可能になります。
しかし、ATTの許諾ダイアログ表示の義務化に関しては来年初旬まで延期されておりますので、許諾ダイアログ表示の実装はお控えください。 

また、Apple“user-privacy-and-data-use”が、「オプトインの許諾がないと計測SDKが起動できない」という解釈となりました場合は、SDK最新バージョンに含まれている“SKAdNetwork””AppTrackingTransparency(ATT)”のビルドを取り除かなければいけない(ダウングレード)可能性がございます。

 

広告媒体

 Apple Search Ads ※2020/12/16更新

▼計測
AppleIDベースでの計測のため、iOS14においても計測方法に変更はなし。

▼管理画面への影響
iOS14ユーザーのインストールは「Appからのトラッキング要求を許可」設定のON/OFFに関わらず、Apple Search Ads管理画面上のLAT ON/OFF インストール数には含まれなくなり、インストール総数にのみ計上されます。

詳細は下記の記事をご覧ください。
Apple Search Ads:iOS14アップデートに伴った変更点

 Google広告 ※2020/12/16更新

▼計測
SKAdNetworkとコンバージョンモデリングという2つの計測手法を利用。
※コンバージョンモデリングの定義は確認中。 

 Twitter ※2020/12/16更新

▼計測
SKAdNetworkに対応する予定。 

▼具体的な対応
10/15から一部のLATユーザーに対して広告配信とSKAdNetworkでの計測を開始。
現状は、SKAdNetworkデータをMMP SDKに送信していない。
MMP SDKとのポストバック連携(12月目途)が完了次第、LATユーザーの100%に配信開始予定。 

 Facebook広告 ※2020/12/23更新

▼計測
SKAdNetworkに対応する予定。

▼広告作成時の制限事項
・iOS14ユーザーへのアプリ広告配信は、【既存広告アカウント】で配信可能
 └1アプリにつき1広告アカウントのみ
・iOS14用のキャンペーンを別途作成する必要あり
 └キャンペーン:アプリごとに9本まで
 └広告セット :各キャンペーンにつき5本まで(同じ最適化タイプのみ)

▼レポート
・iOS14用キャンペーンは、SKAdNetworkデータのみをレポートに利用可能
・アクションの内訳(年齢、性別、地域、配置など)表示は、サポート終了

本記事では割愛いたしましたが、ウェブサイトキャンペーンに関する変更内容もございます。
上記の詳細含めて、Facebook社のヘルプセンター記事のご確認をお願い致します。

 TikTok For Business ※2020/12/16更新

現状、対応方針の発表はなし。

 ADNW ※2020/12/16更新

現状、対応方針の発表はなし。

 アフィリエイト媒体(Geniee) ※2020/12/16更新

▼計測
MMP SDK社の方針に沿って対応する予定。

 

※最終更新日:2020/12/23

星野 いずみ
星野 いずみ

メディア本部データマーケティングチーム。東京都出身。SNSなどの広告運用を経験した後、現在はリテンション広告の運用を担当。平日とは一転、週末は昼飲みと作り置きに夢中で、データとほど良い距離感を保っています。リテンション広告やワクワクするデータの活用方法について発信していきます!

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