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最終更新日: 2025年03月31日

Looker Studioとは?主要機能・活用事例をご紹介!

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みなさん、こんにちは。

普段、データ分析を行う際に「レポート作成に時間をかけたくない」「複数のデータソースを統合して、ひとつのダッシュボードで可視化したい」と感じたことはありませんか?

データの可視化、分析、そしてレポート作成は、マーケティングの最適化や効率化において非常に重要な要素ですが、どのツールを導入するかで悩むことも多いですよね。

そこで今回ご紹介するのが、Looker StudioというGoogleが提供する無料のBIツールです。
Looker Studioを活用すれば、さまざまなデータソースからデータを取り込み、レポートの自動作成や共有を簡単に行うことができます

この記事では、Looker Studioの機能や具体的な活用事例を解説しますので、ぜひ日々の業務にお役立てください!

 

LookerStudioとは

引用元:Looker Studio

Looker Studioは、Googleが提供するBIツールです。BIツールとは、データを集計し、グラフやダッシュボードとして可視化・レポーティングを行うツールの総称で、特にマーケティングや企業運用の分野で幅広く活用されています。

一般的に、BIツールは有料で提供されることが多いですが、Looker StudioはGoogleアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用できる点が特徴です。さらに、権限管理やメール配信のカスタマイズなど、より高度なエンタープライズ向け機能を活用したい場合には、有料版のLooker Studio Proも提供されています。

 

LookerStudioの機能

複数のデータソースの結合

Looker Studioは、Google Analytics、スプレッドシート、BigQueryなどのGoogle関連サービスをはじめ、Facebook広告、Yahoo!広告など、800種類以上のデータソースと連携することができます。

通常、複数のデータソースから分析を行う場合、それぞれの管理画面を個別に確認する必要がありますが、Looker Studioでは、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で簡単にデータを結合でき、ノーコードでアクセス可能です。そのため、カスタマイズ性の高い広告運用レポートの作成にも非常に便利です。

引用元:Looker Studio

主要な接続可能データソース
広告系データソース

各プラットフォームの広告キャンペーン・広告グループ・クリエイティブを詳細に分析できます。
・Google Ads
・Meta Ads
・Instagram Ads
・YouTube Ads
・Twitter Ads
・Bing Ads (Microsoft Advertising)
・TikTok Ads

※Looker Studio上のデータソース名のため媒体の正式名称と異なる場合があります

 

ウェブ解析・トラフィックデータ

ウェブサイトやアプリケーションの訪問者、行動、エンゲージメントなどに関するデータを分析できます。
・Google Analytics
・Google Tag Manager

Googleサービス

Googleサービスにも簡単に連携でき、膨大な量のデータについてもリアルタイムで管理できます。
・Google Sheets
・BigQuery
・Cloud Storage

BigQueryコネクタを使用すると、テーブル、ビュー、カスタムクエリに接続できます。

Looker Studioでは複数のテーブルを結合することも可能ですが、カスタムクエリ機能を活用することで、データを加工して取り込み、レポートの表現力を大幅に向上させることができます。

カスタム・外部サービス

ユーザーが作成したファイルのインポートしたり、外部システムやアプリケーションからデータを取得したりすることで、Looker Studioで直接データを取り込むことが可能です。
・CSV (データのインポート)
・Google Sheets (カスタムデータ)
・REST API

多種多様なグラフでのカスタマイズ

連携したデータソースの情報は、棒グラフや折れ線グラフ、散布図などのグラフやチャートで可視化できます。

一度作成したレポートはリアルタイムでデータ更新され、豊富なグラフ形式に対応しているため、多くのシーンに合わせたレポート作成が可能です。

また、日付の絞り込みやその他のフィルタ機能を活用することで、前月比やユーザーが求める情報を効率よく抽出できます。

レポートの共有

Looker Studioで作成したレポートは、CSV形式でのエクスポートやメールでの共有が可能です。

またGoogleアカウントがあれば、社内だけでなく外部のユーザーにも閲覧権限を付与できるため、様々な方にリアルタイムでデータを共有することができます。

 

・アクセス権限を設定したリンクでの共有
・PDF形式でのレポートダウンロード
・CSVやスプレッドシートへのエクスポート
・定期的なメール自動配信

メール配信にスケジュールを設定すると、レポートのPDFファイル、レポート全体を表示するためのリンクが添付されたメールを定期的に送信できます。

またフィルタタブからオプションを設定することで、レポートのフィルタと期間のプロパティが使用されます。

※2025/03/20のアップデートにより以下の機能は、Looker Studio Pro レポートでのみ利用できるようになりました。
・「今すぐ送信」オプションを使用して、レポートをすぐにメール送信する機能
・メールの件名とメッセージをカスタマイズする機能
・プレビュー画像をメールに添付する機能

レポートの公開設定

レポートの公開設定では、変更が閲覧者に表示されるタイミングを制御できます

デフォルトでは、レポートに加えた変更はリアルタイムで閲覧者に反映されます。ただし、レポートの公開をオンにすると、下書き版に変更を加えている間も、閲覧者には公開中のレポートが表示されます。

この設定により、閲覧者には公開版が表示されたままで、下書き版での編集を続けることができ、最終的に新しいバージョンが完成した時点で公開することができます。

またバージョン履歴を使って、レポートの過去のバーションを公開または復元することも可能です。

変更履歴より、タイムスタンプまたはバージョン名の下に、そのバージョンの編集を行なった編集者の名前が表示されます。

再利用可能なデータソースは、レポートとは独立して独自のバージョン履歴を保持しているため、レポートを復元しても再利用可能なデータソースには影響を与えません。

一方で、埋め込みデータソースを含むレポートを復元すると、そのデータソースも一緒に復元されます。

活用事例

広告レポートのダッシュボード化

広告データのCostやImpressionsの日別推移を視覚化したり、配信面やキャンペーンごとのパフォーマンス比較、目標数値に対する進捗状況の確認が可能です。

コーポレートサイト・ブログサイトのGA4データのダッシュボード化

ページビュー数や平均滞在時間、離脱率を把握することで、効果的な記事の分析が可能です。

ユーザーの遷移経路を分析し、離脱地点を特定することで、サイトのパフォーマンス向上に繋げることができます。

まとめ

Looker Studioは、データの可視化と分析を簡単に行い、業務の効率化と戦略の最適化をサポートしてくれるツールです。

豊富なデータソースと連携できる上、リアルタイム更新や多様な共有方法が存在するため、特に広告レポートの作成やサイト分析で活用できます。

D2C RではLooker Studioの構築支援も行なっております。

詳しくはこちらよりお気軽にお問い合わせください。

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