Twitter キーワードターゲティング、ハンドルターゲティングとは?
小川 紘育
皆さんこんにちは。メディア部の小川です!
今回はTwitterの特徴でもある、キーワード、ハンドルターゲティングについてご紹介します。
各ターゲティングの特徴、概要をまとめていますので、ぜひご覧ください!
目次
Twitter広告の概要
Twitter広告とは、Twitter上のタイムライン、トレンド、検索結果などに広告を配信できるサービスです。
ユーザーは特に今起こっていることを話題にすることが多く、
リアルタイムで起こっていることが拡散しやすいことが特徴。
広告配信の観点では、ユーザー数の多さ、拡散性の高さが魅力的なメディアでもあります。
今回はその中でも、
キーワードターゲティング、ハンドルターゲティング(フォロワーターゲティング)についてご説明します!
そもそもTwitter広告とは?を知りたい方はこちら
Twitter広告とは?その特徴と機能について紹介!
Twitter広告のターゲティングとは?
そんなTwitter広告ですが、Twitterならではの特徴として
多様なターゲティングがあるのはご存知でしょうか?
その数なんと10種類!
広告の配信目的に合わせて柔軟に設定することができます。
Twitter広告のターゲティング 一覧
➀キーワードターゲティング
➁ハンドルターゲティング(フォロワーが似ているアカウント)
➂興味関心ターゲティング
➃映画とTV番組ターゲティング
➄カスタムオーディエンスターゲティング
⑥会話トピックターゲティング
⑦ツイートエンゲ―ジャー(ツイートの表示歴またはエンゲージメント歴があるユーザーをリターゲティング)
⑧属性(デモグラ)ターゲティング
⑨イベントターゲティング
⑩自動ターゲティング
Twitter広告のターゲティングを横断的に知りたい方はこちら
Twitter広告のターゲティングとは?種類と使い方を比較して解説!
キーワードターゲティング、ハンドルターゲティング(フォロワーターゲティング)について
詳しくご説明します!
キーワードターゲティング、ハンドルターゲティングとは
キーワードターゲティングとは
特定のキーワードを含むツイートに対し、検索やツイート、
エンゲージメントを行ったユーザーをターゲティングする手法です。
一つの広告グループに、最大で750個のキーワードを設定することができます。
反対にキーワード除外ターゲティングを利用すれば、指定のキーワードに対して
検索、ツイート、エンゲージメントのいずれかを行ったユーザーを除外することもできます。
キーワードには絵文字やハッシュタグも含まれるため、
対象となるユーザーが定期的にツイートしたり、検索したりするキーワードを指定するとより効果が良いとされています。
そのほかにも一定数のユーザーが使用する特定のハッシュタグなどを指定することも、効果が見込める可能性が高そうですね。
例えば、ゲームの広告を配信する場合は、
ゲームキャラクターの名前、タイトルの略称や愛称、ファンがよく使うワードなどを設定するイメージです。
注意点
3点になります。注意点を踏まえて設定しましょう。
・キーワードの需要が小さい場合は、配信ボリュームがでにくい
・同音異義語がある場合は意図しないキーワードもターゲットにしてしまう
・あくまでキーワードに対して検索やリツイートなどのアクションを実施したユーザーが対象で、
「キーワードをつぶやいたユーザー」ではない
ハンドルターゲティング(フォロワーターゲティング)とは
特定のTwitterハンドル(=アカウント)のフォロワー、およびそのフォロワーに類似したユーザー
(共通の興味関心を持つユーザー)をターゲティングする手法です。
1つの広告グループあたり100件までハンドルを設定することが可能で、フォロワーターゲティングともよばれます。
ハンドルターゲティングには特定のハンドルのフォロワーおよび類似ユーザーにまで拡張してくれる特徴があります。
例えばあるサッカー選手をハンドルとして指定すると、そのサッカー選手をフォローしている、
サッカーファンや関連するユーザーをターゲティングすることができるといったものです。
そのため、ターゲット層の多くが興味を持っていそうなハンドルを指定することで、
そのジャンルに興味のあるユーザーを広くターゲティングすることができます。
注意点
2点です。注意点を踏まえて設定しましょう。
・指定したハンドルのフォロワーが多すぎる場合、ノイズが大きく、意図しないターゲットにまで広がってしまう
・拡張するのは、あくまで類似ユーザーであること
キーワードターゲティング、ハンドルターゲティングの使い方とコツ
キーワードターゲティング、ハンドルターゲティングは組合せて使う
ご紹介してきたキーワードターゲティングとハンドルターゲティングは組合せて使うことができ、
組合せることで、より関連性の高いターゲットへ配信しやすくなります。
そのためには、ターゲット層となるユーザーのペルソナを明確化し、どのようなキーワード、ハンドルに興味を持っているか具体的に把握することが大切です。
また、定期的にキーワード、ハンドルごとの効果の良し悪しを検証、精査することで、精度を高めることも忘れないようにしましょう。
組合せ方と収集のコツ
キーワード、フォロワーを収集し組合せるには、Twitterのユーザーが普段どのようにキーワードに触れているか、
ハンドル(フォロワー)と接点を持つか、想定しながら収集する必要があります。
例えば、
キーワードを集める場合、
・天気や季節、○○の日といったようなリアルタイム性のあるキーワード
・ターゲットとなるユーザーがよく使うハッシュタグ
などをヒントに収集するとターゲティングの精度をあげることができるでしょう。
ハンドルを集める場合
・プロフィール欄にキーワードが含まれているユーザー
・ターゲットとなるユーザーの興味関心ジャンルのインフルエンサー、界隈の有名人など
以上を抑えながらハンドルを収集するとより関連性のあるハンドルを集めることができます。
ほかにもリストアップしたインフルエンサーとやりとりしているユーザーや、
おすすめリストに出てくるユーザーに広げていくこともおすすめです。
このようにターゲット層となるユーザーが普段どのようにTwitterを使っているのか、
想定し組合せることで、より関連性が高いユーザーに精度高く配信することができます。
推奨設計と注意事項
キーワードターゲティングとハンドルターゲティングを組合せる場合、
それぞれのターゲティングいずれかに該当するユーザーがターゲティング対象となります。
そのため、キーワード、ハンドルに関連性を持たせ、広告グループや訴求ごとに対象とするユーザーを明確に分けておく必要があります。
例えば、スポーツの試合を中継するサービスの広告を配信するとした場合、
良い例
サッカー選手のハンドル×サッカーチーム名などのキーワードの組合せ
→サッカーファンと想定されるユーザーがターゲットになる
悪い例
サッカー選手のハンドル×野球や他スポーツの関連キーワード
→スポーツ全般に興味のあるターゲティングはできるかもしれないが、ノイズが多くターゲットの精度が不明確になる
そのほかのターゲティング、デモグラやオーディエンスなどとも組合せることより精度の高いターゲティングをすることも可能です。
注意点
ただし、あえてターゲットを絞らずにより多くのユーザーから認知を得たい場合や、
ターゲットとして想定していなかった層へのリーチを企図する場合は、
必ずしもターゲティングが有効ではないことには注意が必要です。
広告の配信目的にそって、上手に活用しましょう。
まとめ
キーワードターゲティング、ハンドルターゲティングはTwitterならではの機能です。
うまく組合せることで、より関連性の高い情報を、関連性の高いユーザーに届けられる可能性のある、
魅力的な機能ですので、皆さんもぜひ活用してみてください。
メディア部所属。OOHの媒体社から2022年にD2CRへ中途入社。立ち飲みに行くのが最近のブーム。