【2023年最新版】Instagram広告とは?掲載方法や費用/課金方式についても解説
清家 隆弘
こんにちは!プランニング&ディレクション本部の清家です。
いまや「インスタ映え」という言葉が定着するくらい、Instagramは私達の生活に根付いたSNSツールとなっています。
自分の情報を発信するだけでなく、特定の趣味や興味に関する情報を探すためのツールとしても広く利用されています。
そのため、Instagram広告を上手く活用することで、商品/サービスの認知促進や売上拡大に大きく寄与することができます。
今回はそのInstagram広告について、基本的な情報をお伝えします。
目次
Instagramについて
Instagramの利用ユーザー
日本におけるInstagramのアクティブユーザー数は3300万人(2019年3月時点)に及んでいます。
利用ユーザーは性別で見ると、男性43%、女性57%と女性ユーザーがやや多いです。
年齢層としては若年層が比較的多いながらも、幅広い年代にアプローチする事ができます。
Instagramの利用シーンについてですが、一日を通してだんだんと増え、夕方にピークを迎えます。
夕食時に一時低下した後、就寝時に再び上昇しています。日本ではこれが男女共に当てはまります。
利用シーン別で見ると、自宅でくつろいでいる時(59%)、通勤時(31%)、テレビを見ている時(16%)、人を待っている時(16%)となっており、利用者は通常「ダウンタイム」にInstagramをチェックする傾向があります。
また早朝の時間帯の利用は、女性で多い傾向があります。
参照:https://business.instagram.com/blog/instagrammers-in-japan/
Instagram広告について
Instagram広告の配信面
Instagramの中でも広告が掲載される箇所は多岐にわたります。
・フィード
・発見タブ
・ショッピング
・ストーリーズ
・リール
「Instagramのみの配信をプロモーション上行いたい」などの事情が無いのであれば自動配置をオススメします。
しかしながら、Facebookを含めたさまざまな配置面を横断した広告配信の最適化が、Facebookの広告プラットフォームとしての強みです。
Instagramのみの配信をプロモーション上行いたいなどの事情が無いのであれば自動配置をオススメします。
Instagram広告のフォーマットについて
Instagram広告で活用できる広告フォーマットは下記のとおりです。
・写真広告(画像)
・動画広告
・カルーセル
・スライドショー
▼画像/動画のサイズやテキストの規定などはこちらを参照
【2023年版】SNS広告媒体入稿規定まとめ|画像サイズ・動画サイズを一挙紹介
Facebook広告と同様に、
写真や動画などの広告素材、広告配信先に適した広告フォーマットや最適化手法が豊富に用意されています。
また特定のフォーマット/サイズのみ準備するのではなく、複数組み合わせることによって最適化が進むため、
いくつかのパターンを用意しておくことをオススメします。
Instagram広告のターゲティング
Facebookの広告プラットフォームを活用しての配信になるため、Facebook広告と同様のターゲティングを使用することができます。
・基本的な項目(Facebookに登録されているユーザーデータを活用)
・カスタムターゲティング
・類似ターゲティング
▼詳細についてはこちら
Facebook広告とは?種類・費用・ターゲティング・運用方法まで要点を徹底解説!
Facebook広告同様にターゲティングの精度は高く、
Facebookに登録されているプロフィール情報(年齢、性別、住んでいる地域など)に加えて、
ユーザー自身が興味のあるコンテンツ(いいね、などのアクティビティ)をもとに詳細なターゲティングを行うことも可能です。
実際のユーザーデータ+Facebook/Instagram内での実行動データを元にターゲティングが行えるため、
リアルなユーザーにかなり近しいターゲット設定を行うことができます。
Instagram広告の課金方式
Instagram広告の課金方式は下記の通り。
CPM:広告が1,000回表示されると費用が発生
CPC:広告のクリック1回につき費用が発生
CPI:アプリインストール1回あたりに費用が発生
ThruPlay:動画視聴に対して費用が発生
15秒未満の場合は視聴完了後、15秒以上の場合は15秒到達時に費用が発生。
Instagram広告はキャンペーンの目的ごとに課金方式が異なります。
キャンペーンの目的ごとの課金方式は次の通り。
認知 | ブランドの認知度アップ | CPM |
リーチ | CPM | |
検討 | トラフィック | CPM・CPC |
エンゲージメント | CPM・CPC | |
動画の再生数アップ | CPM・ThruPlay | |
リード獲得 | CPM | |
メッセージ | CPM | |
コンバージョン | コンバージョン | CPM |
カタログ販売 | CPM・CPC | |
来店数の増加 | CPM | |
アプリのインストール | CPM・CPC・CPI |
Instagram広告に掛かる費用
Instagram広告には100円から広告出稿することが可能となっています。
しかしプロモーションにおいて結果を出すためには、100円で結果がでることはありません。
ではどれくらいの広告費用があれば良いのでしょうか?
最適な広告費用については目的や成果地点によっても異なるため、金額を明確にすることはできません。
そのため、一つの例を上げてお伝えします。
成果地点を商品購入としたときの目標CPAを3,000円とした場合、
月に必要な広告費用を計算してみました。
3,000円/件 × 50CV/週 × 4週間 = 600,000円/月
この場合、ひと月に必要な広告出稿費用は60万円となります。
あくまで一つの参考例ではありますが、参考にしてみて下さい。
まとめ
本記事で説明したInstagram広告のポイントを以下にまとめました。
Instagram広告とは?
日本におけるInstagramのアクティブユーザー数は3300万人(2019年3月時点)に及んでいます。
利用ユーザーは性別で見ると、男性43%、女性57%と女性ユーザーがやや多いです。
年齢層としては若年層が比較的多いながらも、幅広い年代にアプローチする事ができます。
>> 配信面の詳細はこちら
Instagram広告のフォーマットとは?
Instagram広告で活用できる広告フォーマットは下記のとおりです。
・写真広告(画像)
・動画広告
・カルーセル
・スライドショー
>> 具体的な費用はこちら
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回はInstagram広告の全体像が把握できるよう、基本的なところをお話させていただきました。
実際のオークションロジックや配信推奨については、
同じプラットフォームから広告を配信するFacebook広告と同様になるので、こちらの記事も是非参考にしてみて下さい。
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P&D本部 メディア部所属。2020年4月にD2C Rへ中途入社。前職でもWEB専業代理店だったこともあり、入社半年間は運用担当者として、ゲーム/アプリ領域の業種を担当。 その後、2021年10月よりアカウントコンサルとしてダイレクト領域の案件を担当しつつ、Facebook/Tik Tokのメディアパートナーセールスを担当。 座右の銘は『足るを知る』で、最近Pokerにハマる。