Twitter広告とは?その特徴と機能について紹介!
川端 千裕
目次
自己紹介
はじめまして!D2C Rメディア部の川端です。
様々な話題の発信源となるTwitter。
そんなTwitter広告の基礎情報をまとめましたので、Twitter広告に興味ある方もそうでない方も是非ご一読いただければとおもいます!
Twitter広告とは
Twitter広告とは、Twitter社が提供するSNSに広告配信できるプラットフォームです。
「いいね」や「リツイート」などで今世界で起こっていることや話題になっていることを知ったり、
瞬時に情報を共有しながら、世界中と繋がれるサービスとなっています。
Twitter広告では様々な広告フォーマットでユーザーへのアプローチが可能になっており、これからTwitter広告の仕様を説明していきます。
Twitter広告のメリット
ここでは、Twitter広告のメリット3点をご紹介します。
ユーザー数
Twitterの全世界の月間利用ユーザー数は2億3780万人(2022年7月発表)となっており、
日本のMAU数は4,500万超となっています(2017年10月)。Twitterの市場において、
日本は本国アメリカに次いで2番目に大きな市場であるため、非常に影響力が高いメディアといえます。
若年層へのアプローチ力
Twitterは幅広い世代で利用されており、日本の全世代の利用率はLINEに次いで、日本で2番目に多くなっています。
特に10代と20代の利用率が高く、最も多い20代では69.7%、次いで多い10代の利用率は69.0%となっています。
Twitterはトレンド性に長けているため、トレンドに敏感な若年層へのアプローチが可能となります。
※総務省「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」より
2次拡散性の高さ
Twitter広告では通常のツイートのようにリツイートやいいねが可能です。そのため他のSNS媒体と比較して、2次拡散が期待できます。
さらに、これらのアクションは課金されないため、拡散されればされるほど、費用をかけずに情報を市場に流すことができます。
Twitter広告の概要
Twitterが提供するサービスには様々なメニューがありますが、ここでは運用型/予約型の基本的なメニューを紹介します。
運用型広告
プロモツイート(新名称:プロモ広告)
フォロワー獲得広告の目的は、視認性を高めてフォロワーを増やすことです。
利用者のタイムライン上にプロモツイートとして表示されるほか、
ホームページ、プロフィールページ、検索結果ページの [おすすめユーザー] ボックスにプロモアカウントとして表示されます。
フォロワー獲得広告(旧名称:プロモアカウント)
フォロワー獲得広告ではアカウントをプロモーションし、Twitterでのフォロワーを増やすことができます。
フォロワー獲得広告で配信した広告が表示されるのは、タイムライン、おすすめユーザー、
検索結果など、Twitterプラットフォームのさまざまな場所です。
フォロワー獲得広告に追加したツイートでは、このようなフォロワーカードが自動的に表示されます。
買い切りの広告メニュー
▼予約型広告を詳しく解説した記事はこちら
【2022年最新版】Twitterの予約型広告とは?種類と広告効果について解説
トレンドテイクオーバー(旧名称:プロモトレンド)
Twitterのトレンド欄に広告を表示できる機能です。
トレンド欄の一番目立つ箇所に掲載できる広告メニューのため、多くのTwitter利用者へのリーチを実現することが可能となります。
タイムラインテイクオーバー(旧名称:ファーストビュー)
1日1社限定。その日のTwitterアクセスの最初にビデオ広告を織り込むことで、
圧倒的なリーチとインパクトが獲得可能のメニュー。Twitterの利用者がその日のタイムラインの最初に目にする動画広告です。
Twitter広告のキャンペーンの目標と目的
Twitter広告ではプロモーションの目的によって、キャンペーンの目標と目的を変えるのが効果的です。
キャンペーンの目標には「認知度」「検討」「コンバージョン」の3種類あります。
さらに、「検討」に関しては6種類の異なる目的の選択が可能です。
Twitter広告の費用
課金方式
Twitterではプロモーションの目的に応じて、クリック課金や、インプレッション課金など、複数の課金形態が存在します。
利用可能な課金形態は以下の通りです。
課金方式 | 説明 |
CPC | 広告キャンペーンにおけるクリック1回あたりに支払う金額。 リンククリック数またはウェブサイトカードクリック数を使用可能。 |
CPM | インプレッション1,000件あたりに支払う金額 |
CPV | 動画の再生1回あたりに支払う金額。 ※金額は課金対象によって異なる ※CPVは総広告費を再生回数で割って算出 |
CPE | 利用者が広告にエンゲージメントしたときに支払う金額。 初回のインプレッションは無料。利用者が何らかの方法で広告にエンゲージメントすると料金が発生。 ※リツイートされたツイートに対するエンゲージメントは課金対象外 |
CPF | 新しいフォロワー1人あたりに支払う金額。 |
入札方式
Twitterの入札方式には「自動入札」「上限入札単価」「目標入札単価」の3種類あるため、目的によって使い分ける必要があります。
入札方式 | 説明 |
自動入札 | 最小限の費用(予算内)で最大の結果が得られるように入札額が最適化される設定。 |
上限入札単価 | 請求対象のアクションごとに、入札の上限を設ける設定。 この金額を超えて課金されないメリットがある。 |
目標入札単価 | 請求可能なアクションごとに支払ってもよい入札額を設定。 最終的に目標額以内に収まるように広告キャンペーンの入札額が最適化される。 |
Twitter広告のターゲティング
Twitter広告では複数のターゲティング方法で、様々なユーザーにアプローチしたり、除外することが可能です。
ここではTwitter広告におけるターゲティングの種類を説明します。
オーディエンスの特徴
オーディエンスターゲティングを使用すると、キーワード、フォロワーが似ているアカウント、興味関心、
映画、テレビ番組、イベント、会話、エンゲージメントに基づいたユーザーに対して広告を配信することが可能です。
設定可能なオーディエンスの特徴とその詳細に関しては以下の通りです。
ターゲティング方法 | 詳細 |
キーワードターゲティング |
キーワードターゲティングでは、特定のキーワードに対して、
エンゲージメントしたユーザーへのリーチ、または除外することが可能。 1広告グループあたり、最大750件まで設定が可能。 |
フォロワーターゲティング |
指定したユーザー名をターゲティングし、
そのアカウントのフォロワーと行動や興味関心が似ているユーザーへのリーチが可能。 1広告グループあたり、最大100件まで設定が可能。 |
興味関心 |
ビジネスやスポーツなどの25種類のトピックと350種類以上のサブトピックから
選択出来る興味関心領域に基づいてTwitter側で類推されるユーザーへのリーチが可能。 1広告グループあたり、最大100件まで設定が可能。 |
映画とテレビ番組 |
Twitter側で事前に設定された特定の映画やテレビ番組について、
ツイート又はエンゲージメントしているユーザーへのリーチが可能。 1広告グループあたり、最大100件まで設定が可能。 |
イベント |
Twitter側で事前に設定されたシーズンごとの世界的・地域のイベントに対して
エンゲージメントしているユーザーへのリーチが可能。 |
会話トピック |
Twitter側で事前に設定された10,000種類以上のトピックから、
Twitterでエンゲージしている会話のコンテンツに基づいたユーザーへのリーチが可能。 1広告グループあたり最大50件まで設定が可能。 |
ツイートにエンゲージメントした利用者 | アカウントでの過去のツイートの表示歴またはエンゲージメント歴がある ユーザーへのリマーケティングが可能 |
オーディエンスの特性と端末
オーディエンスの特性に基づいたターゲティングを仕様すると、
性別、年齢、地域、言語、端末を絞って広告を配信することが可能です。
設定可能なオーディエンスの特徴と端末、その詳細に関しては以下の通りです。
オーディエンスの項目 | 詳細 |
性別 | 「すべて」「男性」「女性」の3つのカテゴリーに基づいたユーザーへのリーチが可能。 |
年齢 | すべての年齢をターゲティングするか、指定の年齢範囲から選択することで、 年齢に基づいたユーザーへのリーチが可能。 |
場所 |
国、地域/都道府県、DMA(指定マーケット エリア)/都市部、市区町村、郵便番号などの
場所に基づいたユーザーへのリーチが可能。 1広告グループあたり最大250件まで設定が可能。 |
言語 | ユーザーがTwitter上で理解する言語や、やり取りに使用する言語に基づいてリーチが可能。 |
オペレーティングシステム |
以下に基づいてユーザーへリーチ。
・Twitterへのアクセスに使用しているプラットフォーム/OSの種類 (iOS、Android、その他のモバイル、デスクトップ) ・Twitterへのアクセスに使用している端末モデル。 24の技術/通信ブランドから指定可能。 ・ユーザーが使用している携帯電話会社。 36か国の会社から指定可能。 ・TwitterにWi-Fi接続経由でアクセスしているユーザー。 ※対象はアプリキャンペーンのみ •最近Twitterを新しい端末/携帯電話会社で使用したユーザー。 |
端末モデル | |
携帯電話会社 | |
Wi-Fiのみ | |
端末/携帯電話会社の使用期間 |
▼Twitter広告のターゲティングの詳細はこちら
Twitter広告のターゲティングとは?種類と使い方を比較して解説!
Twitter広告のクリエイティブ
Twitter広告には様々な広告フォーマットが用意されています。
フォーマットを変えることで広告の効果は大きく変わることがあります。
ここでは、プロモツイートで活用できる5つのフォーマットについて紹介します。
※画像はすべて公式から引用
入稿規定についてはこちらをご参照ください。
テキスト広告
テキスト広告ではシンプルかつ自然にTwitterの他のコンテンツに溶け込み、自分のフォロワーだけでなく、
届けたいターゲットオーディエンスにもツイートのリーチを広げることが可能で、「プロモーション」である旨が明確に表示されます。
画像付き広告
画像広告では、ブランド、商品、サービスについて1枚の画像で紹介することが可能です。
複数の目的に活用でき、「プロモーション」である旨が明確に表示されます。
動画付き広告
動画広告では、ブランド、商品、サービスについて動画でリアルに紹介することが可能です。
利用者をウェブサイトやアプリに誘導したり、ブランドメッセージへのエンゲージメントを高めたりするために活用できます。
カルーセル広告
カルーセル広告では、複数の商品やプロモーションについて紹介したり、複数の画像や動画でストーリーを伝えたり、
商品の魅力的な機能をアピールしたりするために、左右にスワイプできる最大6つの画像や動画を使用できます。
カルーセル広告は、画像と動画を混ぜて使用でき、素材ごとにリンク先を変更することも可能です。
モーメント広告
モーメント広告を使用すると、140文字では伝えきれない、心を動かすストーリーを伝えるために、一連のツイートを作成し、
まとめてプロモーションすることができます。ちょっとした出来事から大きな出来事まで、ストーリーを効果的に伝えることができます。
広告主様とパブリッシャーの両方が利用可能です。
参考:https://twitter.com/i/events/806380807665356800
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、Twitter広告についてご紹介いたしました。
話題がリアルタイムで素早く拡散されるTwitterの特徴を、
広告においてもをうまく活用することで効果的に広告運用することが可能となります。
是非商品のプロモーションの際にはご検討してみてはいかがでしょうか?
他にもTwitterの記事を作成しておりますので、是非ご一読ください。
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P&D本部 メディア部所属。新卒で2021年4月にD2C Rへ入社。趣味はステイホーム。