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最終更新日: 2025年02月10日

X(Twitter)広告とは?その特徴と機能について紹介!

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井上 弥咲

    #X(Twitter)広告

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この記事を読んでる方へ

▼2025年1月の媒体アップデート情報

主要媒体の最新アップデート情報
・Xのプレロール動画広告表示
・LINEのMMP計測CVの自動入札
・ASA App Storeフィーチャー枠
など広告担当者必見の内容です。

こんにちは!D2C Rソーシャルメディアソリューション部の井上です。

様々な話題の発信源となるX。
そんなX広告の基礎情報をまとめましたので、X広告に興味ある方もそうでない方も是非ご一読いただければと思います!

X広告とは

X広告とは、X社が提供するSNSに広告配信できるプラットフォームです。「いいね」や「リポスト」などで今世界で起こっていることや話題になっていることを知ったり、瞬時に情報を共有しながら、世界中と繋がれるサービスとなっています。
X広告では様々な広告フォーマットでユーザーへのアプローチが可能になっており、これからX広告の仕様を説明していきます。

X広告のメリット

ここでは、X広告のメリット3点をご紹介します。

ユーザー数

Xの全世界の月間利用ユーザー数は5億7,000万人(2024年第二四半期発表)となっており、日本のMAU数は6,700万となっています(2023年平均)。Xの市場において、日本は本国アメリカに次いで2番目に大きな市場であるため、非常に影響力が高いメディアといえます。

若年層へのアプローチ力

Xは幅広い世代で利用されており、日本の全世代の利用率はLINEに次いで、日本で2番目に多くなっています。
特に10代と20代の利用率が高く、最も多い20代では81.6%、次いで多い10代の利用率は65.7%となっています。
Xはトレンド性に長けているため、トレンドに敏感な若年層へのアプローチが可能となります。
※総務省「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」より

2次拡散性の高さ

X広告では通常のポストのようにリポストやいいねが可能です。そのため他のSNS媒体と比較して、2次拡散が期待できます。
さらに、これらのアクションは課金されないため、拡散されればされるほど、費用をかけずに情報を市場に流すことができます。

X広告の概要

Xが提供するサービスには様々なメニューがありますが、ここでは運用型/予約型の基本的なメニューを紹介します。

運用型広告

広告用ポスト

広告に用いるポストは、通常のオーガニックポストと同じようにテキストやURL、画像や動画を掲載できます。

オーガニックポストと異なる点は、ハンドルのプロフィールページやフォロワーのタイムラインには掲載されず、
ターゲティングしたユーザーに対して広告として表示される点です。

その際に広告ポストには「広告」や「プロモーション」というラベルが明示され
オーガニックポストとは区別されますが、
ユーザーは広告ポストに対して通常のオーガニックポストと同様に返信や拡散(リポスト)を行うことができます。

その際に広告ポストには「広告」や「プロモーション」というラベルが明示され
オーガニックポストとは区別されますが、
ユーザーは広告ポストに対して通常のオーガニックポストと同様に返信や拡散(リポスト)を行うことができます。

予約型広告

トレンドテイクオーバープラス

Xの発見(検索)タブ内のおすすめタブ・トレンドタブの上部に掲載される、一日買い切り型の広告枠です。
トレンド情報と一緒に最も目立つ箇所に掲載できる広告メニューのため、多くのX利用者へのリーチを実現することが可能となります。

従来は検索結果やタイムラインへの遷移のみ可能でしたが、
直近ではX内の様々な面や外部リンクに遷移させることが可能な仕様にアップデートされました。

Xの発見(検索)タブ内のおすすめタブ・トレンドタブの上部に掲載される、一日買い切り型の広告枠です。
トレンド情報と一緒に最も目立つ箇所に掲載できる広告メニューのため、多くのX利用者へのリーチを実現することが可能となります。

タイムラインテイクオーバー

1日1社限定の広告枠で、その日にユーザーが最初にアクセスするタイムラインの最初の広告枠(上から2番目のポスト)に広告を配信することが可能です。
1日で最も受容度の高いタイミングで幅広いユーザーへのリーチを獲得できる点が魅力な配信メニューです。

タイムラインリーチ

ホームタイムラインのいずれかの広告枠に、効率的なCPMで大量のリーチが獲得可能な1日買い切り型の広告枠です。
運用型と比べて安定したCPMを実現しつつ、年齢や性別のデモグラを指定できるため、
ポテンシャルの高いユーザーへのリーチが可能な配信メニューです。

ホームタイムラインのいずれかの広告枠に、効率的なCPMで大量のリーチが獲得可能な1日買い切り型の広告枠です。
運用型と比べて安定したCPMを実現しつつ、年齢や性別のデモグラを指定できるため、
ポテンシャルの高いユーザーへのリーチが可能な配信メニューです。

X広告のキャンペーンの目標と目的

X広告ではプロモーションの目的によって、キャンペーンの目標と目的を変えるのが効果的です。キャンペーンの目標には「認知度」「検討」「コンバージョン」の3種類あります。さらに、「検討」に関しては5種類、コンバージョンは2種類の異なる目的の選択が可能です。

X広告ではプロモーションの目的によって、キャンペーンの目標と目的を変えるのが効果的です。キャンペーンの目標には「認知度」「検討」「コンバージョン」の3種類あります。さらに、「検討」に関しては5種類、コンバージョンは2種類の異なる目的の選択が可能です。

X広告の費用

課金方式

Xではプロモーションの目的に応じて、クリック課金や、インプレッション課金など、複数の課金形態が存在します。
利用可能な課金形態は以下の通りです。

説明
CPC 広告キャンペーンにおけるクリック1回あたりに支払う金額。
リンククリック数またはウェブサイトカードクリック数を使用可能。
CPM インプレッション1,000件あたりに支払う金額
CPV 動画の再生1回あたりに支払う金額。
※金額は課金対象によって異なる
※CPVは総広告費を再生回数で割って算出
CPE 利用者が広告にエンゲージメントしたときに支払う金額。
初回のインプレッションは無料。利用者が何らかの方法で
広告にエンゲージメントすると料金が発生。
リポストされたポストに対するエンゲージメントは課金対象外
CPF 新しいフォロワー1人あたりに支払う金額。

 

入札方式

Xの入札方式には「自動入札」「上限入札単価」「目標入札単価」の3種類あるため、目的によって使い分ける必要があります。

説明
自動入札 最小限の費用(予算内)で最大の結果が得られるように入札額が最適化される設定。
上限入札単価 請求対象のアクションごとに、入札の上限を設ける設定。
この金額を超えて課金されないメリットがある。
目標入札単価 請求可能なアクションごとに支払ってもよい入札額を設定。
最終的に目標額以内に収まるように広告キャンペーンの入札額が最適化される。

 

X広告のターゲティング

X広告では複数のターゲティング方法で、様々なユーザーにアプローチしたり、除外することが可能です。
ここではX広告におけるターゲティングの種類を説明します。

オーディエンスの特徴

オーディエンスターゲティングを使用すると、キーワード、フォロワーが似ているアカウント、興味関心、映画、テレビ番組、イベント、会話、エンゲージメントに基づいたユーザーに対して広告を配信することが可能です。 設定可能なオーディエンスの特徴とその詳細に関しては以下の通りです。

詳細
キーワードターゲティング
キーワードターゲティングでは、特定のキーワードに対して、エンゲージメントしたユーザーへのリーチ、または除外することが可能。
1広告グループあたり、最大750件まで設定が可能。
フォロワーターゲティング
指定したユーザー名をターゲティングし、そのアカウントのフォロワーと行動や興味関心が似ているユーザーへのリーチが可能。
1広告グループあたり、最大100件まで設定が可能。
興味関心
ビジネスやスポーツなどの25種類のトピックと350種類以上のサブトピックから選択出来る興味関心領域に基づいてX側で類推されるユーザーへのリーチが可能。
1広告グループあたり、最大100件まで設定が可能。
映画とテレビ番組
X側で事前に設定された特定の映画やテレビ番組について、ポスト又はエンゲージメントしているユーザーへのリーチが可能。
1広告グループあたり、最大100件まで設定が可能。
イベント
X側で事前に設定されたシーズンごとの世界的・地域のイベントに対してエンゲージメントしているユーザーへのリーチが可能。
会話トピック
X側で事前に設定された10,000種類以上のトピックから、Xでエンゲージしている会話のコンテンツに基づいたユーザーへのリーチが可能。
1広告グループあたり最大50件まで設定が可能。
ポスト
エンゲージメントした利用者
アカウントでの過去のポストの表示歴またはエンゲージメント歴がある ユーザーへのリマーケティングが可能

 

オーディエンスの特性と端末

オーディエンスの特性に基づいたターゲティングを仕様すると、性別、年齢、地域、言語、端末を絞って広告を配信することが可能です。
設定可能なオーディエンスの特徴と端末、その詳細に関しては以下の通りです。

詳細
性別 「すべて」「男性」「女性」の3つのカテゴリーに基づいたユーザーへのリーチが可能。
年齢 すべての年齢をターゲティングするか、指定の年齢範囲から選択することで、年齢に基づいたユーザーへのリーチが可能。
場所
国、地域/都道府県、DMA(指定マーケット エリア)/都市部、市区町村、郵便番号などの場所に基づいたユーザーへのリーチが可能。
1広告グループあたり最大250件まで設定が可能。
言語 ユーザーがX上で理解する言語や、やり取りに使用する言語に基づいてリーチが可能。
オペレーティングシステム
以下に基づいてユーザーへリーチ。
・Xへのアクセスに使用しているプラットフォーム/OSの種類
 (iOS、Android、その他のモバイル、デスクトップ)
・Xへのアクセスに使用している端末モデル。 24の技術/通信ブランドから指定可能。
・ユーザーが使用している携帯電話会社。 36か国の会社から指定可能。
・XにWi-Fi接続経由でアクセスしているユーザー。
 ※対象はアプリキャンペーンのみ
•最近Xを新しい端末/携帯電話会社で使用したユーザー。
端末モデル
携帯電話会社
Wi-Fiのみ
端末/携帯電話会社の
使用期間

 

X広告のクリエイティブ

X広告には様々な広告フォーマットが用意されています。
フォーマットを変えることで広告の効果は大きく変わることがあります。
ここでは、広告ポストで活用できる5つのフォーマットについて紹介します。
※画像はすべて公式から引用

詳しくはこちらをご覧ください。

テキスト広告

テキスト広告ではシンプルかつ自然にXの他のコンテンツに溶け込み、自分のフォロワーだけでなく、届けたいターゲットオーディエンスにもポストのリーチを広げることが可能で、「プロモーション」である旨が明確に表示されます。

画像広告

画像広告では、ブランド、商品、サービスについて1枚の画像で紹介することが可能です。複数の目的に活用でき、「プロモーション」である旨が明確に表示されます。

動画広告

動画広告では、ブランド、商品、サービスについて動画でリアルに紹介することが可能です。利用者をウェブサイトやアプリに誘導したり、ブランドメッセージへのエンゲージメントを高めたりするために活用できます。

カルーセル広告

カルーセル広告では、複数の商品やプロモーションについて紹介したり、複数の画像や動画でストーリーを伝えたり、商品の魅力的な機能をアピールしたりするために、左右にスワイプできる最大6つの画像や動画を使用できます。カルーセル広告は、画像と動画を混ぜて使用でき、素材ごとにリンク先を変更することも可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
この記事では、X広告についてご紹介いたしました。

話題がリアルタイムで素早く拡散されるXの特徴を、広告においてもをうまく活用することで効果的に広告運用することが可能となります。

是非商品のプロモーションの際にはご検討してみてはいかがでしょうか?

他にもXの記事を作成しておりますので、是非ご一読ください。

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