X広告のAPI(インスタントウィン)の活用法とは?
インスタントウィンとは
前提
インスタントウィン自体はX社提供のメニューではなく、 XとAPI連携している外部ツールを利用したキャンペーン施策となります。
概要

X上でフォローやリポストなどのアクションを起こすことで、キャンペーン参加(=応募)をし、その場で抽選結果が返ってくるようなポストを見たことはありませんか?
ユーザーは指定条件を満たすことでキャンペーンに参加が可能で、多くの場合はアカウントのフォロー・指定ポストのリポストの両方が条件となります。
主に企業のプレゼントキャンペーンなどの手法として使用されることが多く、該当のポストを見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。
メリット
インスタントウィンを活用するメリットとしては、下記が挙げられます。
・フォロワーが増える
・リポストが促進されるため、X上での拡散を狙うことができる
・簡単なアクションで参加でき、その場で抽選結果が返ってくるため、ユーザーの参加ハードルが低い
・ツールによっては、懸賞目的アカウントの除外などが可能
Xでは、ユーザーによる能動的なアクションが活発なため、フォローやリポストなどを条件としたユーザー参加型のキャンペーンは話題性があり、ユーザーがキャンペーン参加することでポストの拡散も進み、認知度の上昇にも繋がる施策と言えます。
配信準備について
配信に必要なものは下記の通りです。
・ポスト本文
・キャンペーン告知の静止画や動画(必要な場合)
・商品
(商品の用意・発送まで外部ツールの提供会社が行ってくれる場合もございます。)
・当選者数と期間の設定
ポスト本文のみの配信も可能ですが、静止画や動画で視覚的にもキャンペーンの訴求を行うことで、ユーザーがポストに気が付きやすく参加率向上が見込まれるため、設定することをおすすめします。
X社への申請について
背景
配信に必要なものが揃ったら、配信開始前に媒体社に申請を行う必要があります。
冒頭にお伝えした通り、インスタントウィンはX社提供のメニューではなく、 XとAPI連携している外部ツールを利用したキャンペーン施策です。
大量のポストやメンション、返信、DMを短期間のうちに行うことは、これまで禁止とされていましたが、スパム防止の対策として最低出稿額を定めた上で事前申請制をもって実施が可能となっています。
申請内容
下記3つの条件を満たして申請を行う必要があります。
1.配信するハンドルに認証バッジがあること
2.API利用回数に応じた出稿金額を満たしていること
3.自動返信実施日の10営業日前に申請を送付すること
認証バッジについて
Verified Organizationsか、プレミアム以上へのプラン加入が必要です。
特にVerified Organizationsへの加入が推奨とされています。
API利用回数に応じた出稿金額について
自動返信施策では、最低300万円以上の広告出稿が必要です。
また、APIの利用回数によって変動がありますので、ご注意ください。
※上記金額は2026年1月時点の基準であり、最新のレートや条件により変動する場合があります。
| アクション回数 | 金額 |
| 1~3回 | 300万円 |
| 4~5回 | 500万円 |
| 6~9回 | 700万円 |
申請期日について
該当の自動返信施策ごとに、利用開始日の10営業日前までに申請をしてください。
その際に、申請する金額がチャージされたIO / IOに紐づく広告キャンペーン・広告セットの作成も必須となります。
配信期間もAPIを利用する広告配信期間で設定の上、広告マネージャー上で作成してから申請をお願いいたします。
申請完了後は各項目の編集が可能になるため、「キャンペーンID」や「広告セットID」以外の設定は仮でも問題ございません。
申請フォームの入力内容
申請フォームでは下記情報の入力が必要なため、事前に情報を揃えた上で申請を進めてください。
| ①広告主名 | |
| ②配信に使用するXハンドル名 | |
| ③配信に使用する広告アカウントID | |
| ④お問い合わせ項目 | インスタントウィンの場合は「API自動返信施策の申請」を選択 |
| ⑤ツール名/ベンダー名 | |
| ⑥ツールのApplication ID | ツールベンダー側でデベロッパーサイトにて確認 https://developer.x.com/en/portal/dashboard |
| ⑦配信を予定しているお支払いID | データをカスタマイズ>お支払いIDをチェックの上、8桁の番号を確認 |
| ⑧キャンペーン開始日 | |
| ⑨キャンペーン終了日 | API利用期間の終了日のため、広告配信期間と別日の場合注意。 1つのキャンペーンの最大期間は約30日間。 広告配信終了後にDMをAPIで送信する場合は、 そのタイミングを考慮した期間をご指定の上で「内容/タイミング」欄に記載。 |
| ⑩X広告配信金額 | 配信金額を記載 |
| ⑪自動返信施策内容 自動送信の送信タイミング | (例)インスタントウィンの場合 対象の広告ポストをリポストした直後に当落を@mentionで送信します。 DMは11/17〜11/26に1000通、12/15〜12/24に1000通の計2,000通を送信します。 |
| ⑫自動返信のパターン(回数) | (例)2回(内訳:リプライ+DM) |
| ⑬APIの「5分あたり」の想定利用量 | (例)1000 |
| ⑭キャンペーンのオプトイン方法 | フォロー&リポスト |
| ⑮キャンペーンのオプトアウト方法 | (例)STOPとポストすると解除 ※フォロー解除はオプトアウトとして不適格なため注意 |
| ⑯ポスト、DM内で利用するURL | |
| ⑰ご連絡用Email address |
注意点 / よくある質問
DM送付上限はありますか?
『1ハンドルにつき、1日に100通以内』のDM送付であれば申請せずに利用可能です。
DM内に遷移先(URL)が記載されている場合は、URLのみWL申請が必須となりますので、同じフォームから申請をお願いいたします。
DM送付の上限開放した場合の上限は何回になりますか?
500通/1日(ハンドル単位でカウント)となります。
DMで使用するURLが未確定な状態でAPI申請はできますか?
未確定でも申請は可能です。
仮のURLで申請を進め、確定次第再度フォームから申請をしてください。
まとめ
インスタントウィンを活用した配信について、いかがでしょうか。
本記事を通して、導入に向けたイメージをつかんでいただけていましたら幸いです。
ユーザーにとってキャンペーンへの参加の心理的ハードルが低く、高い参加率と話題性が期待できる自動返信施策を、是非ご活用ください。
この記事が参考になった方は「いいね」やシェアをお願いします!
編集者
井上 弥咲
編集者
井上 弥咲
メディアデザイン本部ソーシャルメディアソリューション部所属。新卒でD2C Rに入社。 XやMetaなどのSNS媒体を中心に、運用型広告の運用を担当。 趣味は、ダンス・映画 / ドラマ鑑賞。