Media 2024.05.13

Meta Advantage/Meta Advantage+の機能を一挙ご紹介

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CANVAS編集部

こんにちは!CANVAS編集部です。FacebookやInstagramへの広告配信が可能なMetaでは
Meta Advantage/Meta Advantage+といった広告自動化ツールセットを活用することで、
効率的なパフォーマンスの改善が期待できます。

本記事ではMeta Advantage/Meta Advantage+の違いや機能、
メリット・デメリット、配信可能なキャンペーン目的などを解説いたします。

この記事を読んでいる方へ

▼2024年5月の媒体アップデート情報
・SmartNews Hyper Local Adsのご案内
・LINE VOOM面 2024年4月アップデート
・LINE動画広告 小さい広告枠に関するアップデート
・TikTok Destination Linkに関するアップデート
など広告担当者必見の内容になっています。

詳しく知りたい

Meta Advantage/Meta Advantage+とは?

Meta広告自動化ツールセットであるMeta Advantage/Meta Advantage+の違いは以下の通りで、自動化できる範囲が異なります。

  • Meta Advantage:主にオーディエンスやターゲットを自動で最適化する機能
  • Meta Advantage+:主にキャンペーン設計や配置面、予算、クリエイティブの設定といった配信における重要な作業を自動で最適化する機能

Meta Advantage/Meta Advantage+は2022年3月にアップデートが実施され、各機能の名称が変更になった他、
Meta Advantage+には「Advantage+ ショッピングキャンペーン」が追加されました。


Meta公式情報:広告のパフォーマンスを向上させ、ビジネスゴールを達成するポートフォリオMeta Advantageツールセットについて
Metaヘルプページ:Meta Advantageについて AIのパフォーマンスを最大限に活用して広告インプレッションの価値を最大化

「Meta Advantage」の種類と機能、メリット・デメリット、適用可能なキャンペーンとは?

オーディエンスやターゲットを自動で最適化する機能であるMeta Advantageには3種類の機能があります。
ユーザーに対し効率良く配信を行うことができるため、高いパフォーマンスをなるべく長く維持することに特化しています。
2022年3月に機能の名称や特徴がアップデートされたことで「Meta Advantage」は設定の可否を手動で選択するのではなく「半自動的に適用される機能」として刷新しました。
例えば、現在の『Advantage 詳細ターゲット設定』は詳細ターゲット設定を行うことで自動的に拡張されますが、
同機能がアップデートされる前の『詳細ターゲット設定の拡大』(旧名称)はチェックボックスを選択することで適用される機能でした。
効率的な運用がしやすくなった一方で、意図しない形で配信される可能性があるため各機能の詳細を正しく理解することが必要です。

2022年3月前後で機能名称は以下の通り変化しています。

旧 機能名 現 機能名(2022年~)
Meta Advantage
詳細ターゲット設定の拡大 Advantage 詳細ターゲット設定
類似オーディエンスの拡大 Advantage 類似オーディエンス
キャンペーン予算の最適化 Advantage のキャンペーン予算


それぞれの機能詳細と併せてメリット・デメリット、適用可能なキャンペーンを紹介します。

 

Advantage 詳細ターゲット設定

詳細ターゲット設定にて指定した興味関心や行動以外にもパフォーマンスの向上が見込めると判断した利用者に対して自動的にリーチを広げてくれる機能です。

【メリット】
・運用者やマーケターが認識できていない、本来取りこぼしているユーザーにも配信が可能
・最適化目標に向けた成果の向上やコストの節約が図れる

【デメリット】
・地域、年齢、性別などのターゲット設定では利用ができない
・潜在層に配信可能な一方で、配信先が拡大されすぎてしまう可能性がある

【使用可能なキャンペーン目的】
・トラフィック
・エンゲージメント
・アプリの宣伝
・売上

Meta ヘルプページ:Advantage詳細ターゲット設定について

Advantage 類似オーディエンス

カスタムオーディエンスとして類似オーディエンスを設定し、パフォーマンスが向上する可能性が高いと判断された場合に、類似オーディエンス範囲外のユーザーにもオーディエンスが自動拡張される機能です。

【メリット】
・キャンペーンの効果が高まりやすくなるため獲得効率が上がりやすい

【デメリット】
・意図せぬユーザーに配信が拡張される可能性がある

【使用可能なキャンペーン目的】
・エンゲージメント(コンバージョンまたはアプリイベントを最適化地点に設定)
・リード(コンバージョンまたはアプリイベントを最適化地点に設定)
・アプリの宣伝
・売上(コンバージョン、バリューまたはアプリイベントを最適化地点に設定)

Meta ヘルプページ:Advantage類似オーディエンスについて

 

Advantage のキャンペーン予算

キャンペーン全体の予算を設定することで広告セット日予算がリアルタイムで継続的に管理・分配され、成果改善が図りやすくなる機能です。
「1日の予算」「通算予算」が設定可能です。

【メリット】
・広告セット数が多い場合、手動での管理が不要になる
・最小のコストで最大の成果を得やすい

【デメリット】
・日予算に傾斜をつけたい場合など、具体的な予算配分を設定することができない
・注力したい広告セットがある場合、広告セット階層での予算管理ができない

【使用可能なキャンペーン目的】
すべてのキャンペーン目的で使用可能
・認知度
・トラフィック
・エンゲージメント
・リード
・アプリの宣伝
・売上

Meta ヘルプページ:Advantageのキャンペーン予算について

「Meta Advantage+」の種類と機能やメリット・デメリット、配信可能なキャンペーンとは?

配信設計や配置面、クリエイティブの設定といった配信における重要な作業を自動で最適化してくれるMeta Advantage+には6種類の機能があります。

こちらも2022年3月前後で機能名称は以下の通り変化しています。

旧 機能名 現 機能名(2022年~)
Meta Advantage+
自動アプリ広告 Advantage+ アプリキャンペーン
ダイナミック広告 Advantage+ カタログ広告
ダイナミックフォーマットとクリエイティブ Advantage+ カタログ用クリエイティブ
ダイナミック機能 Advantage+ クリエイティブ
※2022年~登場した新機能のため該当なし※ Advantage+ショッピングキャンペーン
自動配置 Advantage+ 配置


それぞれの機能詳細と併せてメリット・デメリットと適用可能なキャンペーンを紹介します。

 

Advantage+ アプリキャンペーン(AAC)

より少ない労力でアプリインストールキャンペーンの成果を最大限に高めることを目指す機能です。
機械学習により、Advantage+ アプリキャンペーンは、パフォーマンスが高いクリエイティブを関連性が高いオーディエンスに、効果の高い配置で配信します。

【メリット】
・設定方法がシンプルで簡単
・アップロードできるクリエイティブの数に制限はなく、一度に最大50点の広告をまとめて作成でき、広告を複製する必要がない

【デメリット】
・一部のターゲット設定が使用できない
 使用できないターゲット:性別、利用者層データ、興味・関心、行動、カスタムオーディエンスの追加、類似オーディエンス
・リンククリックの最適化が適用できない

【使用可能なキャンペーン目的】
・アプリの宣伝
・売上(モバイルアプリエンゲージメント広告は除く)

Metaヘルプページ:Advantage+ アプリキャンペーンについて

Advantage+ カタログ広告

全商品を設定したカタログに対してキャンペーンを作成し、利用者の興味・関心、意向、アクションに基づいて関連する商品のおすすめを自動的に配信できる機能です。
利用者がカタログの商品に興味・関心を示すと、その人に合わせた広告が動的に生成され、モバイル、タブレット、デスクトップにて自動配信されます。

【メリット】
・訴求する商品と類似した商品やサービスを購入したことがあるユーザーや、関心を示すユーザーにリーチする
・新規顧客の開拓に繋がりやすい
・ユーザーのニーズに合わせて柔軟に配信されるため広告を個別に設定する必要がない

【デメリット】
・事前に管理画面からカタログの作成を実施する必要がある

【使用可能なキャンペーン目的】
・トラフィック
・リード
・エンゲージメント
・アプリの宣伝
・売上

Metaヘルプページ:Meta Advantage+ カタログ広告について

Advantage+ カタログ用クリエイティブ

カタログを使って広告を配信する際のオプションです。
ユーザーに合わせて、より反応がよさそうなフォーマットやクリエイティブ、説明を自動的に判別して表示することが可能です。

【メリット】
・一人ひとりにパーソナライズされた内容の広告が配信可能
・広告はカルーセルまたはコレクションのフォーマットで表示され、クリエイティブ入稿の手間が省ける

【デメリット】
・カタログに記載されている商品情報(例:送料無料・セール)や、他のショップからのシグナル(例:人気)が
『ショッピングすべき理由』として表示されることがあり、調整したい場合はカタログを更新する必要がある
・フォーマットやクリエイティブのバリエーションごとの内訳を確認することができない
・旅行、自動車および不動産の広告はサポートされていない(2023年5月 現在)

【使用可能なキャンペーン目的】
・認知度
・トラフィック
・エンゲージメント
・リード
・売上

Metaヘルプページ:Advantage+ カタログ用クリエイティブについて

Advantage+ クリエイティブ

オーディエンスがアクションを実行する可能性が高いバージョンに画像や動画が自動的に最適化される機能です。
フォーマットごとに適用可能な最適化は以下の通りです。

シングル画像または動画フォーマットの場合の最適化
・標準エンハンス(画像テンプレート、ビジュアルのタッチアップ、テキストの改善、関連度が高いコメントなど)
・画像の明るさとコントラスト
・音楽
・3Dアニメーション
・画像の拡大

カルーセルフォーマットの場合の最適化
・プロフィールエンドカード
・音楽
・カルーセルカードのハイライト
・ダイナミック説明
・関連度が高いコメント
・情報ラベル
【メリット】
・アップロードしたメディアやテキストが自動的に調整されることで、広告のパフォーマンスを向上させることが期待できる

【デメリット】
・アップロードしたメディアやテキストが自動的に調整されるため、意図しない見え方になることがある

【使用可能なキャンペーン目的】
・認知度
・トラフィック
・リード
・エンゲージメント
・アプリの宣伝
・売上

Metaヘルプページ:Advantage+ クリエイティブについて

Advantage+ショッピングキャンペーン(ASC)

機械学習の活用により、価値の高いオーディエンスへのリーチをより少ない設定時間と高い効率で行うことができる機能です。
オンライン上での売り上げ最大化を狙いたいパフォーマンス重視の広告主におすすめの機能といえます。

Advantage+ショッピングキャンペーン(ASC)の運用のコツや設定方法は、以下の記事で分かりやすくご紹介しております。
【Facebook広告】Advantage+ショッピングキャンペーンとは?

【メリット】
・最もパフォーマンスが高い広告バージョンを、最も購入確度の高いユーザーに配信することができる
・手動の販売キャンペーンと比較して、キャンペーン作成時に必要な入力項目が少なくシンプル
・ターゲットやクリエイティブの設定に変化を付けて複数のキャンペーンを管理する手間を省くことができる
・1つの広告セット内で最大150本のクリエイティブを入稿することが可能

【デメリット】
・「入札戦略」「オーディエンス」「配置」といった細かい設定ができない
 (日予算と国のみ設定が可能)
・標準イベントのみ使用可能

【使用可能なキャンペーン目的】
・売上

Metaヘルプページ:Advantage+ ショッピングキャンペーンについて

Advantage+ 配置

自動配置では、Facebook・Instagram・Audience Network・Messengerの設定で利用できるすべての配置に広告が掲載され、予算を最大限活用しながら広告の露出機会を増やすことができる機能です。

【メリット】
・配信する配置面が多いことによりオーディエンスを拡大することができる
・パフォーマンスが良い配信面に配信金額が寄っていくため、獲得効率が上がりやすい
・どのプラットフォーム・配信面と親和性が高いのかを検証することができる

【デメリット】
・配置ごとの最小平均単価ではなく、全体の最小平均単価で効果最大化を図る仕様のため、
 配置ごとの最適化イベントの平均単価は考慮されない。
 そのため、獲得効率を上げるために配信面精査が必要になることがある。
・iOS 14.5以降のデバイスの利用者にリーチするウェブサイトコンバージョンキャンペーンを作成する際、
 広告が表示される場所に影響が生じる可能性がある
参考:iOS 14.5以降のデバイスの利用者にリーチする広告をMetaのテクノロジーで配信する場合について

【使用可能なキャンペーン目的】
・認知度
・トラフィック
・リード
・エンゲージメント
・アプリの宣伝
・売上

Metaヘルプページ:
Meta広告で自動配置をおすすめする理由
配信システムについて: 配置

まとめ

一見難しそうに聞こえますが、Metaのテクノロジーが詰まった「Meta Advantage/Meta Advantage+」を活用すると、
パフォーマンスの改善が期待できるだけでなく、広告運用担当やマーケターの負担軽減にも繋げやすくなります。
本記事を参考に、実運用に取り入れていただけると嬉しいです。

この記事を読んでいる方へ

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CANVAS編集部

デジタルマーケティング情報を発信する『CANVAS』の運営&編集担当。中の人としてTwitterはじめました(@canvas_d2cr)。テキストは標準語ですがしゃべると関西弁。オンライン社内報「R-ibrary」も兼務で運営担当をしています。

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