Media 2025.01.14

【Meta広告】A/Bテスト機能の完全ガイド:広告効果を最大化するためのテクニック

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古川 慧

こんにちは!D2C Rの古川です。
今回はMeta広告に備わっているA/Bテスト機能についてのご紹介をさせていただきます!

A/Bテストは、広告に加えた変更の効果を測定したい場合や、
2つの戦略をすばやく比較したい場合などに使用されることが多い機能となっております。

本記事ではこのA/Bテストについて、作成方法や設計ポイントなどを交えながら
ノウハウを提供させていただきます!
この記事を読んでぜひ活用をご検討ください。

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MetaのA/Bテスト機能とは?

広告画像、広告テキスト、オーディエンス、配置などの変数を加えることによって、
広告戦略の2つのバージョンを比較できる機能です。
同一ユーザーに対して両方のバージョンの広告が表示されることがないように設定可能なため、
どちらの広告のパフォーマンスが高いかを調べることが可能となります。

Meta A/Bテスト機能の重要性

広告最適化におけるA/Bテストの役割

消費者のニーズや好みは常に変化するため、同じ広告アプローチが常に効果的であるとは限りません。
そのため、A/Bテスト機能を活用することで、ターゲットごとに最適な広告を見つけ出すことができます。

Meta独自の利点

MetaのA/Bテスト機能は、膨大なデモグラフィックデータを活用できる点が特に優れています。
InstagramとFacebookの両方で実施できるため、ターゲット層の幅が広いのも利点です。

Meta A/Bテスト機能の使い方

A/Bテスト機能の作成方法は以下2つの方法があります。

・テストツールで作成
・広告マネージャーで作成

まずは、テストツールについての作成方法のご紹介となります。

テストツールでの作成方法

必要に応じて広告キャンペーンを微調整してからテストを開始したい場合や、
既存の複数の広告キャンペーンをテストで使用したい場合はテストツールでの作成が適しております。
作成方法は以下となります。

①広告マネージャーからテストへ移動

広告マネージャーを開く
↓
すべてのツールを選択
↓
テストを選択
↓
左側のツールバーの「テストを作る」を選択
↓
A/Bテスト項目の「開始する」を選択

以下の方法でテストページへ移ります。

広告マネージャーを開く

すべてのツールを選択

テストを選択

左側のツールバーの「テストを作る」を選択

A/Bテスト項目の「開始する」を選択

 

以下の方法でテストページへ移ります。

広告マネージャーを開く
↓
すべてのツールを選択
↓
テストを選択
↓
左側のツールバーの「テストを作る」を選択
↓
A/Bテスト項目の「開始する」を選択

②A/Bテストの作成方法を選択する

以下2つの方法から1つを選択します。

・2つ以上の既存広告キャンペーンを使用する
・既存の広告キャンペーンを複製する
 ∟最大5つのキャンペーンを選択することが可能。

③詳細設定を行う

以下2つを設定。

・A/Bテストの名前を入力する
・A/Bテストの結果判定方法を選択する

➃オプションとスケジュールを選択する

「テスト詳細を確認」をタップし、以下2つを設定。

・オプション
・スケジュール

⑤設定完了

「テストを作成」をクリックして完了。

広告マネージャーでの作成方法

この方法では、既存のキャンペーン、広告セット、広告をA/Bテストのテンプレートとしても使用することができるため、
新しい広告キャンペーンを作成する際に手間なく変数をテストしたい場合は、広告マネージャーでの作成が適しております。

作成方法は以下となります。

①広告マネージャーでA/Bテスト機能対象を選択

広告マネージャーを開き、既存のキャンペーン、広告セット、または広告を選択し、ツールバーにある「A/Bテスト」をクリック。

②複製 or 既存のものを使用するかを選択

以下2つのどちらかを選択。

・「この広告のコピーを作成する」
・「他の既存の広告を選ぶ」

「この広告のコピーを作成する」を選択した場合

 1. 新しく変更する利用可能な変数を選択する
 2. コピーする広告セットを選択する
 3. A/Bテスト機能の名前&結果判定方法を選択する(その他の指標も追加可能)
 4. テストの開始日と終了日を設定する(広告キャンペーン自体の実施期間とは異なっても問題なし)
 5. [広告セットを複製]をクリックする
 6. 広告セットの名前を作成する
 7.すべてのオプションを確認・編集した後、「公開」を選択してテストを開始する

「他の既存の広告を選ぶ」を選択した場合

 1. A/Bテスト機能の名前&結果判定方法を選択する(その他の指標も追加可能)
 2. テストの開始日と終了日を設定する(広告キャンペーン自体の実施期間とは異なっても問題なし)
 3. すべてのオプションを確認・編集した後、「公開」を選択してテストを開始する

作成する上での注意点

A/Bテストを行う際には、以下の点で注意が必要となります。

・期間の設定:短すぎるとデータが不十分になり、長すぎるとコストがかさむ可能性があります。適切なテスト期間を設定しましょう
・変数の選定:一度に複数の要素をテストすると結果が不明確になるため、1回のテストで1つの要素だけを変更するようにしましょう

作成する上でのポイント

変数の選び方

変数の選び方として以下のようなものが挙げられます。

・クリエイティブ:画像や動画の違いによる影響を測定する
・コピー:広告文の内容や言い回しの違いをテストする
・ターゲティング設定:年齢や性別、地域などの設定を変更し、リーチする層の反応を比較する

目標の設定

A/Bテストを行う際には、明確な目標を設定することが重要です。
目標が不明確だと、テストの結果を正確に評価することが難しくなります。
例としては、CTR(クリック率)を上げることや、CV(コンバージョン率)を改善することが考えられます。

サンプルサイズと期間

有意なデータを得るためには、適切なサンプルサイズを確保する必要があります。
サンプルが少なすぎると信頼性が低くなり、反対に多すぎるとコストが増大します。
また、テスト期間も十分に設けることで、データの偏りを防ぎます。

Metaの機能拡張の可能性

Metaは常に新しい機能を追加しており、今後さらにAIを活用したA/Bテスト機能の強化が期待されています。
新しいテスト手法や自動化ツールの登場によって、マーケターはさらに効率的に広告最適化を進めていくことができるでしょう。
特にAIや機械学習を活用した予測分析や、リアルタイムでの結果反映などが期待されます。
今後のアップデートにより、広告効果がさらに向上する可能性が高く、A/Bテストの使い方も進化していくでしょう。

最後に

いかがだったでしょうか。
今回は、Meta広告で使用できるA/Bテスト機能についてご紹介させていただきました。

少しでもMeta広告出稿に興味を持っていただけた企業様は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
また、Meta以外の媒体の広告についてもご紹介しておりますので、他の記事も是非ご覧ください。

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古川 慧

メディアデザイン本部ソーシャルメディアソリューション部所属。新卒でD2C Rに入社。MetaやXなどのSNS媒体を中心に、運用型広告を担当。趣味は映画鑑賞/グルメ巡り。

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