Twitter広告のカンバセーションボタンとインスタントウィンとは？メリットと事例を解説

こんにちは！D2C Rメディア部の藤田です。

日々、デジタルを通じたブランディングの重要性が問われる中、もっとSNSを利用して、ユーザーとのコミュニケーションを図りたい、サービスを認知してもらいたいとお考えの方も多いと思います。

そこで、今回はTwitterに目を向けて、「カンバセーションボタン(旧カンバセーショナルカード)」と「インスタントウィン」について、
概要、用意するもの、作成方法、メリット、実際の事例までご紹介します！

▼広告アカウントとアクセス権については

【Twitter 基礎知識②】～広告アカウントとアクセス権って？編～

カンバセーションボタンの一時的な利用制限について

広告マネージャーの改修に伴い、2022年4月18日（米国時間）以降はカンバセーションボタンが利用不可能になることがTwitter社から発表されました。完全に廃止という訳ではなく、後継機能の再開発も同時に発表されましたが、現時点で提供開始日は未定です。本記事は後続機能が発表され次第、追記いたします。

今後カンバセーションボタンを利用したい場合には、利用制限前にカンバセーションボタンを作成・設定しておく必要があります。

カンバセーションボタン(旧カンバセーショナルカード)とは

概要

カンバセーションボタンとは、画像や動画に最大4つの選択肢ボタンが付けられる広告用ツイート。

ユーザーがボタンを押すとツイート作成画面に遷移し、その際プリセットで表示されるツイート文やハッシュタグの指定が可能。
ツイートの投稿完了後、カードの表示がお礼のテキストに切り替わる。
さらに、他のユーザーからは、上記のユーザーによるツイートも、カンバセーションボタン付きで表示される。

以前は「カンバセーショナルカード」という名称だったが、2021年4月に名称が「カンバセーションボタン」へ変更。

インスタントアンロックとは

ユーザーのツイート投稿後、お礼のテキストが表示されるときに、別の静止画や動画を表示させる機能。
キャンペーン参加による限定感や、ストーリー性をアピールすることで、ツイートを促す効果が期待できる。

メリット

・ユーザーが手軽にツイート出来る為、拡散性が高い
・ユーザーとのコミュニケーション性が非常に優れている
・ユーザーがそのままツイート出来る為、
　ハッシュタグキャンペーンで起こりやすいハッシュタグの誤りや入力漏れが起きない

カンバセーションボタンに必要なもの

フォーマット	サイズ	縦横比	ファイル形式	ファイル サイズ	動画の長さ
静止画	最小800 × 418ピクセル	1：1.91	JPEG、PNG、またはアニメーションでないGIF画像	最大3MB	–
動画	800 × 450ピクセル	9：16　※GIF不可	MP4またはMOV	30MB未満	最大140秒 ※15秒以下推奨

 

	ツイ－ト本文	お礼の コメント	ハッシュタグ	ヘッドライン	お礼のURL （オプション）
カンバセーショナルボタン （タイムラインの元のツイート）	280文字以内 （全て日本語の全角文字の場合は140文字以内）	–	ハッシュタグ含めて21文字 （全て日本語の全角文字の場合、11文字）	–	–
入力済みユーザーツイート （ユーザーがCTAをクリックした後）	256文字以内 （全て日本語の全角文字の場合は128文字）	–	–	23文字	–
お礼のツイート （ユーザーが元のツイートをツイートした後）	–	23文字	–	–	23文字

事例

実例は下記リンクからご確認いただけます。

・イメージカンバセーショナルカード

・ビデオカンバセーショナルカード

カンバセーションボタンの作成方法

①画面上部の「クリエイティブ」から「カード」を選択

➁「カードライブラリ」に遷移後、「カードを作成」をクリック
　「イメージカンバセーショナルカード」か「ビデオカンバセーショナルカード」を選択

③「カンバセーショナルカードを作成」に遷移後、必要事項を記載
・ツイートしてロック解除
　「インスタントアンロック」機能を使用したい際には、こちらの項目から設定。
・メディア
　こちらで設定した画像または動画が、カンバセーションボタンの上に表示される。
・ハッシュタグ
　カンバセーションボタンに当たる部分で、最大で4つのハッシュタグ（選択肢）を設定できる。
　ハッシュタグは「#」を含めて最大21文字（すべて日本語の全角を使用した場合は#を含めて最大11文字）まで入力可能。
・お礼のテキスト
　カンバセーションボタンからツイートしたユーザーにのみ表示されるテキスト。
　ツイート後、ボタンのあった場所に表示される。最大23文字まで設定
・お礼のURL
　カンバセーションボタンからツイートしたユーザーを遷移させる為のURLを設定する。
・カード名
　任意の名称を自分で付ける。
④プレビューモードで確認し、問題無ければ「作成ボタン」をクリック

以上でカンバセーションボタンの作成は完了です！

 

 

インスタントウィンとは

※インスタントウィン自体はTwitter社が直接提供しているメニューではなく、 　
TwitterとAPI連携している外部ツールを利用したキャンペーン施策となります。 　
使用するツールにより、細かい仕様や費用が異なるため、
ご希望の際は弊社担当までお問い合わせください。

概要

Twitter上で応募、その場で抽選結果が返ってくる懸賞システム。
ユーザーは指定条件を満たすことで検証に参加可能で、多くの場合はアカウントのフォロー・指定のツイートをリツイートの両方が条件となる。

その中でも、自動返信によりその場で抽選結果が分かるものがインスタントウィンに分類される。

メリット

・フォロワーが増える
・リツイートされるので拡散が狙える
・その場で抽選結果が返ってくるため、ユーザーが気軽に参加しやすい
・ツールによっては、懸賞目的アカウントの除外などが可能。

用意するもの

・ツイート本文
・キャンペーン告知の静止画や動画（必要な場合）
・商品
（商品の用意・発送まで外部ツールの提供会社が行ってくれる場合もございます。）
・当選者数と期間の設定

まとめ

本記事で説明したカンバセーションボタンとインスタントウィンのポイントを以下にまとめました。

カンバセーションボタンとは？

広告マネージャーの改修に伴い、2022年4月18日（米国時間）以降はカンバセーションボタンが利用不可能となっている機能です。

カンバセーションボタンとは、画像や動画に最大4つの選択肢ボタンが付けられる広告用ツイートです。
ユーザーがボタンを押すとツイート作成画面に移動し、指定したハッシュタグでツイートができます。ツイート完了後、ユーザーにはお礼のテキストが表示されます。

＞＞　カンバセーションボタンの事例はこちら

インスタントウィンとは？

Twitter上で応募、その場で抽選結果が返ってくる懸賞システムです。
ユーザーは指定条件を満たすことで検証に参加可能で、多くの場合はアカウントのフォロー・指定のツイートをリツイートの両方が条件になります。
その中でも、自動返信によりその場で抽選結果が分かるものがインスタントウィンに分類されます。

＞＞　インスタントウィンのメリットはこちら

さいごに

以上、カンバセーションボタンとインスタントウィンについてご紹介させていただきました。
他にも、各企業がTwitterを通じて、広告だけでなく、ユーザーとのコミュニケーションを工夫されているのを見て日々感心しております・・・！

D2C Rでは、各人が見つけた面白いツイートや事例を共有する文化があるため、
広告からオーガニックまで、さまざまな方向での知見が溜まっております。
Twitter運用や、広告配信に興味がある方は是非お問い合わせください！

 

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