Tips 2021.03.16

【そもそも思考】で考えてみた

徳山 錫鋒

徳山 錫鋒

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はじめまして。D2C Rストラテジックプランニングチームの徳山です。

まずは簡単に自己紹介をさせてください。

D2C Rで約2年間ゲーム営業部で業務に携わり、今年1月からストプラチームに異動しました。
家ではよくお酒を飲みながらお笑い番組を見てひとりでげらげら笑っております。
自粛期間でどんどん顔が丸くなっております。悩んでいます。

…本題に入りましょう。

 

■テーマ~「そもそも」という視点で考えてみませんか?~

さて、突然ですが皆さんの周りに“理屈っぽい人”はいますか?
(いない、という方はぜひかまいたちさんや和牛さんの漫才を見てみてください、とても想像しやすいです)

そして、何を隠そう自分もそのたぐいの人かもしれません。

ありきたりな会話の中でも

…え、なんで?
そもそもこうじゃない?

とよく思ってしまいます。(言葉にするかどうかは別として…)

言われる側からすると「うざ…」と感じることも多いかもしれませんが、
そもそも」という切り口で疑問を投げると得することもありました。

この記事では、具体例を挙げながらそのメリットをお伝えします。皆さんの考える際の一助になれば幸いです。

 

特にこんな人におすすめ!な記事です

・自分のアウトプットに対して、筋は通ってるけどなんだかもやもやを感じる…
・考えていたらよくわかなくなってきて手も頭も止まっちゃう…

こういったことでお悩みの方は、ぜひ一読してみてください。

 

■【そもそも】ってそもそもどういう意味?

では、まずは定義の確認をしましょう。

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そも‐そも【▽抑】
《接続詞「そもそも」が文頭に置かれるところから》最初。発端。副詞的にも用いる。                                                                                                                                     ※出典:weblio辞書 (https://www.weblio.jp/content/%E3%81%9D%E3%82%82%E3%81%9D%E3%82%82) 

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今直面している状況からさかのぼって考えるときによく使うのではないでしょうか?

会話でも
「そもそもこの会議の目的は何?」「そもそもなぜこれについて議論しているの?」
など、少し深堀りするときに使うイメージですよね。

では、なぜ「そもそも」と考えることは有効なのでしょうか?
具体的な事例で一緒に考えてみましょう。

 

■例を出して有用性を確かめよう

では、痩せたい徳山くんを例にとって考えてみましょう。

徳山くんは前から痩せたいと思っていたのですがうまくいったことがありません。
そろそろ本気で痩せたいと思い3人の友人に相談しました。
さて、彼らはどう答えるでしょうか?1人ずつ見ていきましょう。

 

正論振カザシくん

「食事制限と運動、これさえやれば大丈夫!
脂肪燃焼する状態は
消費カロリー>摂取カロリー だから、
運動で消費カロリーを上げつつ食事制限で摂取カロリーを下げればおのずと痩せるよ!」

 

さて、この回答は間違いでしょうか?

…いえ、正しいです。

ただ、これは徳山くんが痩せるための方法ではなく、誰もが痩せるメカニズムを説明したにすぎません。

そこでタカシくんは一つの問いを投げます。

 

解像度タカシくん

タカシくん「カザシくんの言ってることは正しいと思うけど、そもそもそれって実行できるの?徳山くんはなんで前失敗したの?」
徳山くん「うーん、忙しくて続かなかったんだよなぁ」

 

そう、前提を振り返ると徳山くんは過去失敗していたのです。
失敗していた人に、その原因も探らずに教科書的な答えを出して成功するでしょうか?
そこで、徳山くんの失敗要因をつぶすことでダイエット成功につながるのではとタカシくんは考えました。

忙しくて続かなかった、だけではよくある話。深堀するためにさらに質問を投げます。

「そもそもなぜ忙しいと続かないんだろう?忙しくてもできる人もいるけど、何がどう違うんだろう?」
「そもそも徳山くんは本当に忙しいの?仕事で?趣味で?どう優先順位を付けてるんだろう?」
「そもそも…」
~~以下省略~~

 

このように、「あれ、そもそもなんで?何が原因?」を深く追求することで、その人固有の課題が見えてきます。
ただ、徳山くんが質問攻めにあい辛そうのを見かねて、タダシくんは別の問いを投げます。

 

論点タダシくん

タダシくん「そもそも、なんで痩せたいの?」
徳山くん「うーん、自分に自信を持ちたいからかなぁ」

 

そう、徳山くんは自分に自信を持つために痩せたかったのです。
つまり、痩せるというのは自分に自信を持つための一つの手段に過ぎないわけです。
そこでタダシくんは「自分に自信を持つ」をゴールにして論を進めるべきだと考えました。

「そもそも、自分に自信を持ててる状態ってどんな状態をイメージしてる?」
「そもそも、なんで自分に自信を持ちたいんだろう?何かあった?」
~~以下省略~~

 

再び度重なる質問を経て、タダシくんは徳山くんの課題、打ち手を整理しました。
タダシくんの思考プロセスを一緒に見てみましょう。

 

〇タダシくんの思考プロセス

最近仕事もプライベートもうまくいっておらず自己嫌悪に陥ってるのか…
自分に自信を持つためには…理想を実現できれば自信持てるか!
身体的コンプレックスを解消 or 憧れの能力を身に付けるのはどうだろう?

徳山くん、解消したいコンプレックスや身に付けてみたい特技はある…?
…なるほど、肥満解消・ひげ脱毛・英会話・ギター、だね?

途中で辞めちゃったらむしろ自信なくなるし、そもそも実行できないと意味がないな…
継続性をモチベの高さ、実現性を初期投資額で考えてマッピングしよう

大体こんな感じで整理できそう…

 

徳山くんはもはや痩せなくても、
ギターを始めることでより確度高く目的を達成できるのです。

願望の意図/背景を確認することで、本当に解くべき課題を発見することもできます。

 

■注意点

彼らの会話を通じて、現状に対して「そもそも」と前提をさかのぼり明確化することにより、

①課題/対策の解像度が上がる
本当に解くべき課題を特定しやすくなる

の2つのメリットが生まれることがご理解いただけたのではないでしょうか?
ただ、メリットがあればデメリットもあります。

 

議論の展開が遅れる

物事、時間には限りがあります。
前提ばかり振り返っていると後々時間が無くなるので、時間の使い過ぎには注意しましょう。

 

やりすぎると嫌がられる

想像してみてください。友人に〇〇やろうと思ってて!と声高らかに宣言した挙句、
「なんで?そもそも何を目指してるの…?」と言われたらどうでしょう?
自分は嫌です。(筋トレしている人には絶対してはいけない質問とよく言われています)
人の言動に対しては使い過ぎず、自分の思考を進めるために使いましょう。

 

■最後に

結局はいわゆる課題の特定、解決

やっていることは、よく言われる課題の特定、解決です。
ただ、「課題を見つけろ!」「解け!」と言われても何から始めればわからず、悩みこむケースも多いのではないでしょうか?
そんな時、「そもそもなぜこれをやる必要があるんだろう?」など、そもそもを起点に思考を進めると、
思わぬ発見につながり課題が見つかりやすくなります。

 

悩むと考えるって違います

悩む考える、状況としては似ているようにも思えますが、自分は全く別物だと思っています。

・悩む:思考が進まず「どうしよう」で止まっている状態
・考える:目的(ゴール)に向けて思考を進めている状態

上記のように定義した場合、
考えるようで実は悩んでいた、ということに心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もし、「あれ、自分はいったい何してるんだ?なんにも進んでない…」と感じたら、
おかしいな、そもそもなんで止まっちゃってるんだ?そもそも今何をすべきなんだろう?
と問いを投げ、思考を進めてみてください。何かの発見につながるかもしれません!

 

▼ストプラって何者?と思った方はこちらの記事もどうぞ
ストラテジックプランニングチームって何してるの?

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徳山 錫鋒
徳山 錫鋒

2019年3月 D2C Rに入社し、ゲーム営業部を経てストプラチームへ。ラーメンと音楽とお酒が好き。夢は防音室のある家に住むこと。

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